サルビア・コクシネア
サルビア・コクシネア・レッド
分類:シソ科 非耐寒性一年草
学名:Salvia coccinea
和名:ベニバナサルビア
原産地:ブラジル
種まき時期:4月~6月
開花時期:6月~11月
発芽適温:20℃~25℃
生育適温:15℃~30℃前後
発芽日数:10~15日
株間:20cm~25cm
覆土:5mm
6月の下旬ごろから晩秋まで長く咲く丈夫なサルビアです。
本来多年草ですが、寒さにはあまり強くないので一年草扱いになっています。
種子メーカーの説明によれば暖地では宿根するとのことですが、わが家では冬に枯れてしまいます。
種子はパンジーのタネと同じくらいで蒔きやすいですが、発芽にちょっと時間がかかり、10日~15日程度が目安です。
種まきは発芽適温が20℃~25℃なので、4月になってから蒔くのが一般的です。
3月に蒔く場合は室内で蒔きましょう。温度が低いと発芽に時間がかかります。
栽培のポイント
種まき
蒔き時は4月~6月ごろで、発芽までの日数は10日~15日程度となっています。
タネはパンジーの種子程度なので箱蒔きが適していますが、初心者ならジフィーセブンに2~3粒ずつ直まきするのもよいです。
箱蒔きの場合、種まき専用土や赤玉極小粒またはピートバンを使い、蒔き床にタネが重ならないようにバラ蒔きします。
覆土は5mm程度、タネが乾かないように注意しながら底面給水させて発芽を待ちます。
ジフィーセブン・ピートバンの使い方
どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。
育苗・管理
サルビア・コクシネア・サーモン
発芽したらよく日に当て、バラ蒔きの場合は本葉が2~3枚になったころ、一本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。
鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。
一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。
ジフィーセブンの場合は順次一本に間引き、表面に根が出てきたら、ポリポットなどに一旦仮移植します。
鉢上げや仮移植の際、種まき専用土などの市販の培養土を使う場合は特に肥料は必要ありませんが、赤玉や腐葉土などで混合土を作る場合は元肥として化成肥料を混ぜておくとよいです。
まだ気温が低い場合は、鉢上げ後も室内の窓辺などで管理した方がよいです。
6月上旬ごろ本葉が10枚前後になったところで定植です。横にも広がるので株間は30cm前後とりましょう。
植え付け前に4~5節残して摘芯すると花穂の上りが揃うとのことですが、何もしなくとも比較的まとまりよい姿に成長します。
病害虫
わが家ではあまり経験ありませんが、風通しの悪い場所ではアブラムシがつくそうです。
栽培記録(2016年)
まとめ
【品種】:サルビア コクシネア サーモン(自家採取の種子)
【播種日】:2013年3月5日
【発芽までの日数】:約2週間
この年はココピートの混合土を使用し、3月の上旬に室内で種まきをしました。やっぱり発芽に時間がかかりました。
サーモンは白とサーモンピンクの複色でとてもキュートです。最近タキイからアカプルコとサクラプルコという品種が販売されていますが、このサーモンがサクラプルコかな?
栽培記録
(3/29)
本葉が見えてきました
(4/9)
6cmポットに鉢上げしました
(6/17)
開花が始まりました