サルビア
サルビア・ガラニチカ
分類:シソ科アキギリ属
学名:Salvia
和名:
原産地:ヨーロッパ、アメリカなど
日照:日向
耐寒性:弱~強
耐暑性:強
花色:白、ピンク、ブルー
花径:2cm~3cm
草丈:30cm~100cm以上
開花時期:5月~10月
サルビアだけで図鑑が作れてしまうほど種類が多い園芸植物です。こんなの他にはないのではないでしょうか...。
"サルビア"でひとくくりにするのはかなり乱暴ですが、このバラエティに富んた植物を、あえてざっくりとご紹介します。
昔から日本では単にサルビアといえば、赤い色で有名なヒゴロモソウ(サルビア・スプレンデンス)を指すことが多く、学校の校庭脇の花壇などによく植えてありましたね。
学名のSalviaはシソ科アキギリ属の植物を指し、その下にはポピュラーなところで上記のヒゴロモソウやサルビア・ファリナセア、サルビア・ネモローサなど様々な品種があります。
さらに、巷では○○セージという別名で呼ばれるサルビアもあったりと、なんだか頭が混乱してしまいそうです (´・_・`)
セージという呼び名ですが、本来はSalvia officinalis(サルビア・オフィシナリス)に属するサルビアをこう呼んだそうですが、現在はもっと広い範囲で使われています。
色も草丈も生育環境も品種によっていろいろなので、育てる場所に適した品種を選ぶしかありません。
育て方のポイント
全般的に、日当たりと水はけのよい場所を好み、蒸れや過湿を嫌うものが多いようです。
また夏の暑さに強いという共通点がある一方、耐寒性については強いものから弱いものまで様々です。
ほとんどが多年草ですが、ポピュラーな品種では、サルビア・ファリナセアやサルビア・コクシネア、サルビア・スプレンデンスなどは寒さに弱く、一年草扱い(非耐寒性一年草)となっていることが多いです。
また多年草の品種は年々株が大きくなるため、予め広めの株間をとって植え付けるのがよいです。例えばサルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)、サルビア・レウカンサ(メキシカンブッシュセージ)などがそうです。
上の写真のサルビア・ガラニチカ(メドーセージと呼ばれることがあるがこれは間違い)などはとても美しいブルーですが、地下茎で広がるので要注意です。
サルビアを探す
探し方のポイント
一年草扱いのサルビアは草丈も30cm前後で寄せ植えなどに使いやすいです。多年草タイプは草丈が高いものが多いのですが、丈夫で庭植えに適していると思います。
最近人気が高いサルビア・ネモローサは草丈が40cm~60cm、横に暴れずスラッと上に伸びる姿が美しいので、鉢でも花壇でも扱いやすいです。
そのほか近年はブルーチキータやスパイヤーズブルーなど、交雑種の魅力的なサルビアもたくさん店頭で見かけるようになってきました。
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