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ペチュニア

ペチュニア・ブルーモーン
ペチュニア・ブルーモーン

分類:ナス科、一年草扱い
学名:Petunia
和名:ツクバネアサガオ
原産地:南アメリカ
種まき時期:3月中旬~5月上旬、9月中旬~10月下旬
開花時期:秋まき4月~6月、春まき7月~10月
発芽適温:25℃前後
生育適温:10℃~30℃
発芽日数:10日前後
株間:20cm~25cm
覆土:なし(好光性)

ペチュニアのタネ

ペチュニアは花の種類が豊富で晩秋まで長く咲くお花です。

発芽率はまずまずですが、タネはかなり小さいです。

最近は少し割高ですが、サカタのタネなどはペレットシードといって、まきやすいように種子を大きくコーティングしたものを販売しています。

春まきが一般的ですが、暖かい地方では秋まきもできます。

春まきの場合は開花は6月下旬頃から、秋まきの場合は翌年の4月ごろからになります。

ちなみに私は秋まきはしたことがありません。

栽培のポイント

種まき

適温下では、1週間前後で発芽が始まります。

温暖地の場合、3月中旬~5月上旬あたりが標準となっています。

タネがとても細かいので、一般的にピートバンなどを使った「箱まき」が適しています。

タネのまき方は、箱まきなら「ばらまき」がよいでしょう。タネが見えにくいので、厚まき(タネが重なること)にならないように注意しましょう。

ペレットシードはいったん湿ったまき床に触れるとすぐに吸水して柔らかくなり取り出すことが難しいのでご注意を!

タネは好光性のため覆土はせず、底面給水させて発芽を待ちましょう。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

ペチュニア・フラープラム
ペチュニア・フラープラム

発芽したらよく日に当て、箱まきの場合は本葉が2~3枚になったころに一本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。

一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。

鉢上げや仮移植の際、種まき専用土などの市販の培養土を使う場合は特に肥料は必要ありませんが、赤玉や腐葉土などで混合土を作る場合は元肥として化成肥料を少し混ぜておくとよいです。

一番花の蕾が付くころが植え時ですが、定植してもある程度大きくなるまで花を咲かせず、摘芯を繰り返して枝数を増やしたほうが株が茂ります。

病害虫

風通しの悪い場所ではアブラムシに注意が必要です。

 

栽培記録(2015年)

まとめ

【品種】:ロンド・ライトブルー(タキイ種苗)
【特徴】:極早生でコンパクト
【播種日】:2015年3月27日
【種まきの方法】:箱まき(室内の暖かい場所)
【種まき用土】:ココピート+パーライト少し
【発芽までの日数】:約7日

3月下旬はまだ気温が低いので、種まきの2週間ほど前から、種子を室内の暖かい場所(昼は日光が差し込む窓際、夜は暖房の効いた場所)に置いておきました。

種まきにはココピートをメインにパーライトを少し混ぜた軽い混合土を使い、箱まき用の容器にバラまきしました。

4月中は気温が上下するので、発芽後は暖かい日は昼間は外で日に当て、夜は室内へ取り込みました。

鉢上げには赤玉と腐葉土の混合土を使用し、元肥に化成肥料を少し入れました。

中心の茎が立ち上がってきたら1節分ほど摘心し、側枝が出るように促します。

その後も順次、各枝を摘心して枝数を増やしてき、ある程度大きくなったらところで蕾を付けさせました。

今回はロンド・バイオレットインプと一緒にハンギングバスケットに植え付けました。

栽培記録

ペチュニアの様子(4月)の様子

(4/3)

発芽が始まりました

ペチュニアの様子(4月)の様子

(4/14)

子葉が開きました。

ペチュニアの様子(5月)の様子

(5/5)

子葉が開きました。

ペチュニアの様子(5月)の様子

(5/6)

7.5cmポリポットに1芽づつ鉢上げしました。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

底面給水させて数日日陰で管理し、少しずつ日に当てていきます。

ペチュニアの様子(5月)の様子

(5/29)

本葉が増えて大きくなってきたので、9cmポリポットに鉢増ししました。

ペチュニアの様子(6月)の様子

(6/11)

摘心後、枝が増えてきました。

ペチュニアの様子(6月)の様子

(6/25)

開花が始まりました。

ペチュニアの様子(7月)の様子

(7/31)

ハンギングが満開です♪

 

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