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マリーゴールド

マリーゴールド・バニラ
マリーゴールド・バニラ

【フレンチマリーゴールド】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Tagetes patula
和名:マンジュギク(万寿菊)、
   クジャクソウ(孔雀草)
原産地:メキシコ
※種まきに関してはアフリカン↓と同じ

【アフリカンマリーゴールド】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Tagetes erecta
和名:センジュギク(千寿菊)
原産地:メキシコ
種まき時期:4月~6月
開花時期:5月~11月
発芽適温:20℃~25℃
生育適温:20℃~30℃
発芽日数:5~10日
株間:20cm~30cm
覆土:5mm

マリーゴールドのタネ

マリーゴールドには大別して、フレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドの2種があります。フレンチ系は丈が低くてガーデン向き、アフリカン系は高性大輪が特徴で切り花にも利用されています。

タネが比較的大きく発芽率もよいので、種まき初心者さんにもオススメのお花です。

発芽適温が20℃以上になっていますが、それほど高くなくても発芽します。室内なら3月上旬からまくことができますが、戸外に出すのは気温が上がってからにしましょう。

発芽も早く、通常4~5日ほどで子葉が開き始めます。

栽培のポイント

種まき

まき時は4月~5月ごろで、通常なら約4日前後で発芽が始まります。

一般的に「箱まき」が適していますが、ポリポットやジフィーセブン、セルトレーに直接タネをまく「ポットまき」もできます。

タネのまき方は、箱まきなら「点まき」がよいでしょう。

タネは細長く大きめで扱いやすく、私の経験では発芽率もよいので、ポットまきの場合は、タネを無駄にしないためにもセルトレーや小さめのポリポットに1~2粒まきがおすすめです。

播種後は5mm程度に覆土し、底面給水させて発芽を待ちましょう。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

育苗・管理

発芽したらよく日に当て、箱まきの場合は本葉が2~3枚になったころに一本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げします。

ポットまきの場合は、順次一本に間引きます。

鉢上げや仮移植の際、種まき専用土などの市販の培養土を使う場合は特に肥料は必要ありませんが、赤玉や腐葉土などで混合土を作る場合は元肥として化成肥料を少し混ぜておくとよいです。

まだ気温が低い場合は、鉢上げ後も室内の窓辺などで管理した方がよいです。

本葉が7~8枚になったころが定植の目安です。

花壇への定植の際は、株間20cm~30cmの間隔で、日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。

病害虫

育苗中は特にありませんが、定植時にダンゴムシに食害される場合があります。わが家ではある程度株を大きくしてから植え付けないと、全部食べられてしまいます(T_T)

 

栽培記録(2017年夏)

まとめ

【品種】:フレンチマリーゴールド デュランゴ・ビー
【特徴】:アネモネ咲きの大輪品種。
【播種日】:2017年7月7日(ベランダ)
【種まきの方法】:セルトレーに直まき
【種まき用土】:ココピート
【発芽までの日数】:約4日

下記のバンビーノといっしょに3月にも種まきしましたが、庭植えにした株が全てダンゴムシやナメクジに食害されて全滅したため、リベンジの夏まきに挑戦することにしました。

今年の7月は空梅雨で連日32℃を超える猛暑、8月に入ると一転して涼しく雨続きの天候でした。

今回はセルトレーに2粒まき。間引きをせずに最後まで育ててみました。種まきから育苗まで、ベランダの午前中だけ日の当たる場所で行いました。

結果はあの暑さの中、順調に発芽して育ち、がっしりとした苗ができました。ただ、これからどんどん涼しくなってくるので、春まきほどには株張りが大きくならないのではないかと思っています。

しばらく観察してみます。

<追記>やはり株張りはさほどにはなりませんでした。

栽培記録

マリーゴールドの発芽(7月)の画像

(7/11)

子葉が開きました。

マリーゴールドの様子(7月)の画像

(7/23)

本葉が大きくなってきました。かなりの高温ですが、意外にも調子よいです。

マリーゴールドの様子(7月)の画像

(7/28)

本葉4枚、7.5cmポリポットに鉢上げです。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

マリーゴールドの様子(8月)の画像

(8/7)

本葉が増え、草丈も8cmほどになってきました。けっこう高温に強いです。

マリーゴールドの様子(8月)の画像

(8/18)

成長早いです。9㎝ポリポットに鉢増ししました。

マリーゴールドの様子(8月)の画像

(8/23)

順調。蕾がついてきました。

マリーゴールドの様子(9月)の画像

(9/4)

数日前から開花が始まりました。
草丈は15cmぐらいになってます。

マリーゴールドの様子(9月)の画像

(9/18)

ダンゴムシが心配ですが、けっこう大きくなったので庭に植えてみます。

 

栽培記録(2017年春)

まとめ

【品種】:フレンチマリーゴールド バンビーノ(国華園)
【特徴】:オレンジと黄色の一重咲きのバイカラーで、コンパクトな株姿。
【播種日】:2017年3月20日
【発芽までの日数】:約6日

種まきにはセルトレーと、100均で買ったココヤシピートを使用。タネがもったいないので、一粒まきにしました。発芽率はとてもよかったです。

発芽までは室内の窓辺で管理し、発芽後は日に当てるため、昼は戸外(ベランダ)、夜は室内に取り込みました。

5月以降は霜の心配もないのでベランダで管理、6月に入ってから庭で管理していたところ、上げ底にしていたにも関わらず、いくつかの苗がナメにかじられてしまい、そこから弱ってしまいました。

地植えはダンゴムシにやられるので、無事のものだけプランターに植えつけてみました。

6/26の開花の状態を最後に蕾が一時途絶え、株の成長も止まってしまい、休眠状態になってしまいました。他の品種のマリゴも同じ状態。

おそらく空梅雨で高温が続いているせいではないかと思う。3月下旬の種まきではちょっと遅かったかもしれない。

栽培記録

マリーゴールドの発芽(3月)の画像

(3/27)

子葉が開きました。

マリーゴールドの様子(4月)の画像

(4/5)

本葉がのぞいてきました。

マリーゴールドの様子(4月)の画像

(4/12)

本葉が出そろってきました。

マリーゴールドの様子(4月)の画像

(4/18)

6cmポリポットに鉢上げです。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

マリーゴールドの様子(5月)の画像

(5/18)

開花です。まだ黄色の筋がはっきりとは見えず、オレンジです。このあと7.5cmポリポットに鉢増ししました。

マリーゴールドの様子(5月)の画像

(5/25)

写りが悪いですが、ちゃんと2色出るようになりました。このあと9cmポリポットに鉢増ししました。

マリーゴールドの様子(6月)の画像

(6/15)

順調に大きくなり、花色もくっきりとしたバイカラーです。そろそろ植え付けです。

マリーゴールドの様子(6月)の画像

(6/26)

鉢植えにしてみました。

(9/25)7月の猛暑でかなり弱り、ほとんど葉のない状態で夏越ししましたが、涼しくなっても回復する様子がなく、いくつかは枯死。残念ながら処分しました。

 

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