マリーゴールド
ハーレクイン
【フレンチマリーゴールド】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Tagetes patula
和名:マンジュギク(万寿菊)、
クジャクソウ(孔雀草)
原産地:メキシコ
日照:日向
耐寒性:弱
耐暑性:強
花色:黄色系、オレンジ系、赤系
花径:3~5cm
草丈:20~30cm
開花時期:5~11月
【アフリカンマリーゴールド】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Tagetes erecta
和名:センジュギク(千寿菊)
原産地:メキシコ
日照:日向
耐寒性:弱
耐暑性:強
花色:白系、黄色系、オレンジ系
花径:5~8cm
草丈:30~100cm
開花時期:5~11月
マリーゴールドには大別して、フレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドの2種があります。フレンチ系は丈が低くてガーデン向き、アフリカン系は高性大輪が特徴で切り花にも利用されています。
5月ごろから霜が降りるまで長く咲いてくれる丈夫なお花で、特に秋には花色がよりいっそう鮮やかになり、見ごたえがあります。
害虫抑制効果について
マリーゴールドには土中のセンチュウ予防に効果があるとよく言われますが、ネットで調べてみるかぎり、種子メーカー等で効果が確認されているのはアフリカン系の「アフリカントール」、フレンチ系の「グランドコントロール」と「エバーグリーン」の3品種です。エバーグリーンは花が咲かない品種です。(2017年3月現在)
他の品種については、書いていないだけなのか、効果があまりないのか、あるいは検証していないのか、はっきりしませんでした。
上記の3種については、どれも高性種なので、花壇向きというより、畑やキッチンガーデン向きかもしれません。
センチュウにも様々な種類がありますが、効果がみられるのはネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの一部のようです。
そのしくみは、マリーゴールド内に殺センチュウ物質をつくり、土壌のセンチュウを殺すことで密度を抑制するということです。マリゴすごいですね。
使い方は、緑肥として畑などにすき込むのが基本ですが、アフリカントールの種子の袋には栽培中にも効果があると書かれているので、憶測ですが他の品種も同様かもしれません。
こういうの、ちゃんと明記してくれないかなぁ~と思う今日このごろ...
育て方のポイント
日当たりと水はけのよい場所を好みます。種子の説明によれば、特にアフリカン系は土質を選ばず、やせ地でもよく育つとのことです。
肥料ですが、多肥と窒素過多は花つきを悪くするので、追肥は控えめにするのがよいです。
花がら摘みはこまめに行い、できれば花がお休みする夏には葉の様子を見て、半分から3分の1程度切り戻しておくとよいです。
マリーゴールドを探す
探し方のポイント
主にフレンチ系は丈が低く、アフリカン系は高性種ですが、アフリカンの中には比較的草丈の低い品種もあります。
特に珍しいクリーム色の「バニラ」は草丈40cm程度でとても美しいマリーゴールドで人気があります。
センチュウ抑制品種ピックアップ
エバーグリーンは花が咲かない品種です。
ピックアップ
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