花と雑貨の情報館

花と雑貨の情報館へようこそ。ガーデニングや庭づくり、ガーデン雑貨などの情報を発信しています。

トップ > 種まき > 秋冬まき > アリッサム

アリッサム

アリッサムの画像
パステルカーペット

分類:アブラナ科、耐寒性一年草
学名:Lobularia maritima
原産地:地中海沿岸
和名:ニワナズナ、ニオイナズナ
種まき時期:3月~4月、9月~10月
開花時期:3月~6月
発芽適温:20℃前後
生育適温:10℃~20℃
発芽日数:5~10日
株間:20cm
覆土:2mm

アリッサムのタネ

早ければ晩秋から咲き始め、翌年の初夏まで長く咲くアリッサム。小花が株いっぱいに咲き、寄せ植えや花壇に大活躍のお花です。

本来は多年草ですが夏の高温多湿に弱く、枯れてしまう場合も多いですが、夏を越せれば秋からまた咲き始めます。

耐寒性は比較的強いですが、強い霜にあたると花が咲かなかったり、表面が枯れてしまったりするので、冬場はできれば霜が当たらない場所で管理してあげるとビオラなどとの寄せ植えもキレイです。

色は白だけでなく、ラベンダー、赤紫、アプリコットなど様々あります。最近は黄色も出ています。

またスイートアリッサムというだけあって、甘い芳香があり、春には庭がよい香りに包まれます(*^-^*)

アブラナ科で丈夫なお花なので、初心者でも作りやすいお花です。暖地では秋蒔きだけでなく春蒔きも可能、寒地では4~5月が蒔き時です。

栽培のポイント

種まき

春蒔きもできますが、パンジーやビオラなどと合わせて植えられる秋蒔きが管理も楽でおすすめです。

秋といっても8月の下旬頃から種まき可能なので、この頃に蒔くと10月頃から咲き始め、冬の間も楽しめます。ただ、夏蒔きに慣れていない場合は無理せず9月に蒔きましょう。

タネは小さめですが、発芽率も良く、早ければ4~5日で発芽が始まります。

丈夫なお花なのでどんな播種方法でもたいてい大丈夫ですが、細かいタネに適したピートバンやジフィーセブンが簡単です。

ピートバンにはバラ蒔き、ジフィーセブンの場合は5粒前後ずつ蒔いて、そのまま間引きせずに育てます。

そのほか、箱蒔きの場合は種まき専用土などを使うと良いと思います。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したら日に当てますが、夏蒔き後、まだ日差しが強い場合はすだれなどで遮光すると安全です。

ピートバンの場合は本葉が2~3枚になったところでポリポットに鉢上げして管理します。この際、一芽ずつではなく、数本一緒でも大丈夫です。

ジフィーセブンの場合は上記の用に間引きせずに育て、根が表面に見えてきたら植付け可能です。

どちらも本葉が10枚前後になったら定植することができますが、鉢植えの場合は日当たりがよく、強い霜があたらない場所で管理します。

庭植えの場合も日当たりがよく、強い霜が降りたり地面が凍ったりしない場所が良いと思います。

病害虫

ベランダなど風通しの悪い場所で育苗する場合はアブラムシに注意が必要です。また、真冬以外はアブラナ科の敵!コナガの幼虫(アオムシ)が付くことがあります。わが家ではネットを被せたラックで育苗しています。

 

栽培記録(2014年)

まとめ

【品種】:アリッサム「スノークリスタル」(タキイ)
【特徴】:芳香のある小さな花で花壇の縁取りと鉢植え向き
【播種日】:2014年9月8日
【発芽までの日数】:約5日

まき床にはココピートをメインにした軽い混合土、鉢上げには赤玉土と腐葉土メインの混合土を使いました。

今回はたくさん種まきしなかったので、一本ずつ丁寧に鉢上げを行いました。

その後は特に問題なく、順調に成長。肥料は最初の鉢上げ時に少し化成肥料をほどこしたのみ。

栽培記録

アリッサムの発芽(9月)の画像

播種後7日(9/15)

本葉が開ききりました

アリッサムの様子(9月)の画像

(9/18)

6cmポリポットに鉢上げ

アリッサムの様子(10月)の画像

(10/1)

本葉が増えてきました

アリッサムの様子(10月)の画像

(10/28)

7.5cmポリポットに鉢上げ、花芽がついてきました

アリッサムの様子(11月)の画像

(11/4)

株が大きくなってきました。鉢上げ前

アリッサムの様子(11月)の画像

(11/4)

こんな感じで9cmポリポットに鉢上げしました。
用土は赤玉(4)+市販の軽めの培養土(6)。

アリッサムの様子(11月)の画像

(7/3)

(11/23)

そろそろ定植OK。この後、寄せ植えに使用

 

カテゴリー

3025222

ページのトップへ戻る