キャベツ
キャベツ
分類:アブラナ科
学名:Brassica oleracea
旬の時期:ほぼ通年
原産地:ヨーロッパ
旬によって、冬キャベツ(寒玉)、春キャベツ(春玉)、夏キャベツと呼ばれ、寒玉はぎっしりと巻いて重く、春玉はふんわりと巻いています。
キャベツは一年中手に入るので、サラダや料理に幅広く利用できて、欠かせない野菜の1つです。
彩にも使われる紫キャベツや、脇芽が結球する芽キャベツなどもあります。
キャベツはプランターなどでも育てられるため、家庭菜園にも向いています。
キャベツを食べる
栄養成分と効果
ロールキャベツ
キャベツはがん予防効果の高い野菜の1つです。
キャベツに含まれるグルコシノレートというファイトケミカル(野菜の機能性成分)が、特定の酵素と反応してできる成分に、発がん抑制効果があるのだそうです。
またキャベツは胃の不調を整えるビタミンU(別名キャベジン)や、ビタミンC、β-カロテン、カルシウムなどが豊富に含まれます。
ビタミンCは芯のまわりにも多いので、捨てずに積極的に活用しましょう。
レシピ
千切りキャベツのサラダもよいですが、やはりスープなど火を通して、キャベツの有効成分をしっかりいただきましょう。
キャベツの育て方
栽培スケジュール(温暖地)
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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種まき | ■ | 夏■ | ■ | 冬■ | ■春■ | |||||||
植え付け | ■夏■ | 冬■ | ■春 | ■■■ | ||||||||
収穫 | ■ | 春■ | ■■夏 | ■■■ | ■冬■ | ■ |
種まき
種は比較的小さめですが、発芽率はわりとよいです。
種まきの方法
(1)9cmポリポットやジフィーセブンに2~3粒まき、(2)セルトレーに1~2粒まき
(1)が一般的、(2)は苗を沢山作る場合。
覆土:5mm、タネが隠れる程度
育苗
(1)ポリポット/ジフィー:本葉2枚の頃までに間引いて1本立ちに
(2)セルトレー:本葉2枚の頃、ポリポットに鉢上げし、間引いて1本立ちに
育苗用土のポイント
タネまきや育苗には専用土を使うと肥料の管理をしなくてよいので楽ちんで安心です。
自分で用土を作る場合は肥料焼けしないように、薄めの液肥を施すようにしましょう。
ジフィーセブン・ピートバンの使い方
どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。
植え付け
植え付け適期は、本葉が4~5枚程度になったころです。
地植えの場合は株間35cm程度、鉢植えの場合は幅60cm前後のプランターに株間25cmで2株が目安。
プランターの場合は、市販の培養土2+完熟堆肥1の割合で混ぜた用土に元肥として化成肥料や有機質肥料を施します。
鉢の置き場所は日当たりと風通しの良い場所が適しています。
アオムシ類を防ぐため、防虫ネットをかけましょう。
追肥・土寄せ
結球しはじめたころ、化成肥料などを追肥し、根元に土寄せを行います。
収穫
結球の表面にツヤがでてきたころ、手で押さえてみて、堅く締まってきたら収穫時期です。
病害虫
ヨトウムシ、コナガの幼虫(アオムシ)が大敵です。ベランダなどの風通しの悪い場所ではアブラムシも発生します。
キャベツを探す
探し方のポイント
キャベツには冬どり、春どり、夏どり、それぞれに適した品種があります。
特に春に収穫するタイプはトウ立ちしにくい品種を選ぶとよいです。
また、家庭菜園には栽培期間の短い極早生品種の「富士早生」や「アーリータイム」などもおすすめです。
その他、葉がやわらかく生食に適した品種で「アーリーボール」やタケノコ形キャベツの「みさき」なども人気です。
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