ニゲラ
ニゲラ
栽培のポイント
種まき
適温下では約10日前後で発芽が始まります。
温暖地の場合、秋まきは9月中旬~10月あたりが標準となっています。
一般的に、移植に弱いので花壇などに「直まき(じかまき)」することを勧めていますが、家庭での種まきとしてはあまり現実的ではないです。
それよりも、ポリポットやジフィーセブン、セルトレーに直接タネをまく「ポットまき」のほうが安全です。
また、根を切らないように鉢上げできるなら、「箱まき」もできます。
タネは比較的たくさん入っているし、発芽率も60%ぐらいなので、ポットまきの場合は、3~4粒まきがおすすめです。
ニゲラは嫌光性なので、播種後は種子に光があたらない程度に覆土し、底面給水させて発芽を待ちましょう。
ジフィーセブン・ピートバンの使い方
どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。
育苗・管理
ポットまきの場合は、順次間引き、最終的に1本立ちにします。ジフィーセブンやセルトレーに種まきした場合は、根が回った頃に定植するか、ポリポットに移植します。
箱まきの場合、発芽したらよく日に当て、本葉が2枚になったころに一本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げし、根が回ったら定植します。
秋まきの場合は早めに植え付け、強い霜が降りる場所では霜よけしておくと安心です。
花壇への定植の際は、株間25cm前後の間隔で、日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。
病害虫
とくにありません。
栽培記録(2017年)
まとめ
【品種】:ニゲラ
【特徴】:花径4~5cm
【播種日】:2016年10月10日
【種まきの方法】:箱まき
【種まき用土】:赤玉極小粒
【発芽までの日数】:約10日
今回は箱まき、用土は赤玉極小粒。表面をならしてから等間隔で点まきし、戸外の日陰で発芽を待ちました。
発芽率は60%ぐらい、それほどよくはないですね。
発芽後は順調に生育し、ベランダの日向で管理しました、3月の気温が上がってきたころに定植しました。
栽培記録
(10/18)
発芽が始まりました。
(10/23)
子葉が開きました。発芽率は60%ぐらいです。
(11/13)
本葉2枚目が出てきました。
(1/3)
本葉が増えてきました。7.5cmポリポットに鉢増しし、ベランダの日向で管理しています。
(3/7)
本葉がだいぶ増えて、ポリポットに根が回ってきました。
(3/7)
ちょっとまだ寒いけど、ここらで花壇に植え付けます。
(4/2)
株が大きくなり、葉も増えてきました。
(4/21)
花径が10cmほどに伸びてきました。
(5/9)
花茎が25cmほどになり、中心に丸い蕾が付き始めました。
(5/20)
開花が始まりました。淡いブルーがキレイです。