ジギタリス
ジギタリス フォクシー
分類:ゴマノハグサ科、耐寒性宿根草
原産地:ヨーロッパ
学名:Digitalis purpurea
別名:キツネノテブクロ
種まき時期:9月上旬~10月中旬
開花時期:5月~7月
発芽適温:15℃~20℃
生育適温:20℃前後
発芽日数:8~10日
株間:30cm
覆土:なし(好光性)
イングリッシュガーデンにはなくてはならない、雄大な花穂が美しいお花で、バラとの組み合わせも最適です。
基本は秋まきですが、寒地では春まきもできます。
タネは微細ですが、発芽率もよく耐寒性もあるので、意外と丈夫で育てやすいです。
栽培のポイント
種まき
適温下では、1週間前後で発芽が始まります。
温暖地の場合、秋まき9月上旬~10月中旬あたりが標準となっています。
一般的に「箱まき」が適しています。
タネのまき方は、箱まきなら「ばらまき」がよいでしょう。
好向光性種子なので、覆土はせず、底面給水させて発芽を待ちましょう。
ジフィーセブン・ピートバンの使い方
どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。
箱まきの場合、発芽したらよく日に当て、本葉が2~3枚出たら一本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げします。
秋まきの場合は、真冬を避けて早めに植え付けましょう。
花壇への定植の際は、株間25cm~30cmの間隔で、日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。
病害虫
秋まきでは育苗中は特にありませんが、春になるとアブラムシがつくことがあります。
栽培記録(2019年~2020)
まとめ
【品種】:ジギタリス フォクシー
【特徴】:大きな花穂がみごたえある品種
【播種日】:2019年10月15日(ベランダまき)
【種まきの方法】:バラまき
【種まき用土】:鹿沼土の極小粒
【発芽までの日数】:約2週間
今年はギリギリのタイミングでのタネまきで、発芽までけっこう時間がかってしまいました。
栽培記録
(11/5)
子葉が開ききりました。
(3/3)
本葉が増えてきたので9㎝ポットに鉢増ししました。今年は暖冬なのでとくに霜よけもせずに管理。
(3/17)
庭に植え付けました。
(4/6)
順調に葉が増えてます。
(4/16)
日が長くなり暖かくなると成長が早いです。
(5/2)
中心に花茎が見えてきましたが、バラの日陰になってしまい成長が今一つです。
(6/3)
開花が始まってます。やっぱり日当たりが弱いせいか少しひょろっとしてしまいました。
日当たりのよい場所では茎がしっかりして花の数も多いです。