花と雑貨の情報館

花と雑貨の情報館へようこそ。ガーデニングや庭づくり、ガーデン雑貨などの情報を発信しています。

トップ > 種まき > 秋冬まき > クレピス

クレピス

クレピス(桃色タンポポ)
クレピス ホワイト

分類:キク科、耐寒性一年草
学名:crepis rubra
和名:モモイロタンポポ
原産地:イタリア南部、バルカン半島
種まき時期:9月~10月
開花時期:4月~6月
発芽適温:20℃前後
生育適温:10℃~20℃
発芽日数:7~14日
株間:25cm
覆土:タネが隠れる程度

クレピスのタネ

クレピスは別名「桃色タンポポ」と呼ばれるほど花がタンポポに似ています。

色はピンクと白がありますが、どちらもモモイロタンポポです。

種子はマリーゴールドの種子を細くした感じ、比較的発芽率もよく丈夫なので、タネから育てやすいお花だと思います。

温暖地では秋播きが一般的ですが、寒地では春まきもできます。

耐寒性はありますが、育苗中は強い霜や寒風があたらない場所で冬越しさせたほうがよいです。

栽培のポイント

種まき

秋まきは9月~10ごろ、春まきは4月~5月がまきどきですが、長日開花性(日が長くなると花が咲く)のため、早めに蒔いた方が良いそうす。

わが家は温暖地のため春まきはやったことがないのですが、種子の説明書によれば保温して早春に蒔くようになっていますね。

タネは扱いやすい大きさで発芽率もよい方なので、箱まきして一本ずつ鉢上げしてもよいし、ポリポットやジフィーセブン、フィジーポットなどに2粒ずつ直まきし、間引きをしてもよいと思います。

箱まきの場合はまき床にタネが重ならないようにピンセットなどで一つずつ蒔くとよいです。

覆土はタネが隠れる程度、底面給水させて発芽まで日陰で管理します。

通常なら約1週間前後で発芽が始まります。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したら日に当て、箱まきの場合は本葉が2~3枚になったころ、一本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。

赤玉や腐葉土などの混合土に鉢上げする場合は、元肥として化成肥料を少量混ぜておくとよいです。

植え付けは地植えの場合、霜が降りる前に終わらせ、本格的な寒さが来る前にしっかりと根が張れるようにします。

寒さには強いですが、庭植えの場合はできるだけ凍ったり強い霜があたるような場所は避け、日当たりがよく、水はけのよい場所に植え付けます。

ちなみにわが家では植え付ける場所によって、晩秋に定植したり、早春に定植したりいろいろです。

早春に植え付ける苗は、真冬の極端な寒さや霜を避けるために、簡易ビニール温室に入れて日向で冬を越させています。

病害虫

秋まきの育苗中は寒い時期なので特に心配する病気や害虫はありません。

 

栽培記録(2014年)

まとめ

【品種】:クレピス(桃色タンポポ)ホワイト
【特徴】:タンポポに似た八重咲きの花がかわいい
【播種日】:2013年9月6日
【発芽までの日数】:約5日

種まきには赤玉極小粒、鉢上げに赤玉土と腐葉土メインの混合土を使いました。

順調に生育し、4月の上旬に開花が始まりました。

栽培記録

クレピスの発芽(9月)

(9/9)

双葉が開き始めました

クレピスの様子(9月)

(9/22)

本葉が1~2枚出ました

クレピスの鉢上げ(10月)

(10/6)

7.5cmポリポットに鉢上げ

クレピスの様子(12月)

(12/9)

9cmポリポットに鉢増し

クレピスの様子(1月)

(1/5)

本葉が増えてきました

クレピスの様子(2月)

(2/1)

軒下の花壇に定植してみました

クレピスの様子(3月)

(3/7)

株が大きくなってきました

クレピスの様子(4月)

(4/23)

4月の上旬から開花が始まりました

 

カテゴリー

3025715

ページのトップへ戻る