
バジル

分類:シソ科
学名:Ocimum basilicum
和名:メボウキ
旬の時期:7月~8月
原産地:熱帯アジア、インド
バジルはイタリア料理には欠かせない、スパイシーで甘い芳香が特徴のハーブです。
バジルには様々な種類がありますが、一般的にバジルと呼ばれているのは右の写真のようなスイートバジルです。
イタリアではバジリコと呼ばれており、トマトやチーズととても相性がよいのでおなじみですね♪
種からも苗からも簡単に栽培できるので、キッチンガーデンにはおすすめのハーブです。
プランター栽培にも適しているので、一株でも作っておくと、お料理に新鮮なバジルを使えて便利です。
バジルを食べる
栄養成分と効果

マルゲリータ
バジルの独特の香りは、リナロールやオイゲノールなどの精油成分です。
これらの香り成分には食欲を増進させ消化を促す効果や、集中力を高めるなどの効果があるそうです。
たしかにバジルの香りは食欲をそそりますよね~。
それから抗菌、防虫などの効果もあるようです。
レシピ
バジルの香り成分は熱に弱いため、料理に使う場合は仕上げの直前か、生で盛り付けるなどするとよいそうです。
フレッシュバジルはパジルペーストや乾燥バジルにしてストックすることもできます。
バジルの育て方
栽培スケジュール
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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種まき | ■ | ■■■ | ■■■ | ■■■ | ||||||||
収穫 | ■■■ | ■■■ | ■■■ | ■■■ | ■■ |
種まきについて
バジルは4月~5月頃が種まきの適期です。
適温での発芽率はとても良く、丈夫で育てやすいハーブです。
ポリポットなどに直まきしてもよいし、箱まきしてからポリポットに移植してもよいです。
種まき・育苗
まき床に種子が重ならないようにバラまきし、好光性種子なので種子が隠れる程度覆土します。
タネが流れないように、トレーなどにのせて底面給水させ、発芽するまで乾かさないようにします。
本葉が出てきたところで2~3芽ずつまとめてポリポットに移植します。
その後生育の良い1本を残して随時間引きます。
ポリポットにまく場合は4~5粒直まきし、同様に間引いていきます。
育苗用土のポイント
タネまきや育苗には専用土を使うと肥料の管理をしなくてよいので楽ちんで安心です。
自分で用土を作る場合は肥料焼けしないように、薄めの液肥を施すようにしましょう。
植え付け
植え付けは本葉が3~4枚程度になったころから可能です。
地植えする場合は遅霜の心配がなくなってから、株間を20cm前後とって植え付けましょう。
管理と収穫
本葉が10枚程度になったら摘芯し、脇芽を伸ばして枝を増やしましょう。
気温が上がってくるとぐんぐんと成長するので、先端の若芽を摘み取って収穫していきます。
7月になると花が咲き始めますが、花が咲くと新芽がでなくなるため、蕾ができたら早めに摘み取り、株の老化を防ぎましょう。
また7月中旬に半分ぐらいに切り戻すと秋まで長く収穫できます。
病害虫
高温乾燥期にハダニが発生するので、過度に乾燥させないように水やりします。
ハダニ対策として、葉の裏に葉水(はみず)をするなどして予防しましょう。
コンパニオンプランツ
トマトの株元に植えるとトマトの風味が増すと言われています。
バジルを探す
探し方のポイント
バジルには様々な品種がありますが、サラダやパスタなどに使うスイートバジルがおすすめです。
また、見た目にも美しい紫葉のバジルやこんもりした姿を楽しむブッシュバジルなどもあります。
用途に合わせたて品種を選んでみましょう。
ピックアップ
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