
ヴァイオレット

ヴァイオレット
【Violette】
・系統:Hybrid Multiflora, Rambler
・作出国:フランス
・作出年:1921年
・開花期:一季咲き
・花径:3.5cm 小輪
・樹高:4~5m
・樹形:つる性
・花色:赤紫
・花形:丸弁平咲き
・芳香:微香
オールドローズのハイブリッド・ムルティフローラ(HMultと表記)の系統に属します。
紫系のバラもいろいろありますが、ヴァイオレットは深みのある赤紫で、シックで落ち着いた花色なんです。
咲き始めは濃厚な赤ワインのような赤紫で、咲き進むにつれて少し明るみを帯びてきます。
花形は丸みのある花びらの八重咲きで、カップのような形から咲き始め、次第に平咲きに開いていきます。
小輪なので花つきのもよく、株を覆うように沢山の花を咲かせてくれます。
樹形はつる性で、なかでもランブラーの系統に属します。
育てた感想

ヴァイオレット
2009年に植え付け、大きめのアーチの北側の側面に誘引しました。
隣にはシンボルツリーがあるので少し半日陰になりますが、購入する前に調べたところ、樹勢が強く半日陰でも大丈夫だということでした。
シュートはそれほど太くはならず、比較的しなやかなので誘引しやすいと思います。
またシュートの途中からも長い枝が沢山出ますが、つるつるしてトゲが少ないので比較的扱いやすいです。
同じアーチの反対側には淡いピンクのバラを植えているので、バイオレットとの色の濃淡の組み合わせが気に入っていました。
アーチだと幅が限られているので、どうしても余分な枝を切らなければなりませんが、のびのび大きく育てて壁面などを覆ったらとてもステキだろうなと思います。

ヴァイオレット
ローズヒップも楽しめるので、花後も枝を切らずにそのままにし、秋に鑑賞するのもよいです。
毎年とっても元気でほんとうに強いバラだな~と思っていたのですが、3年程前から新しいシュートが出なくなり、古いシュートも枯れだしたので昨年慌てて挿し木の苗を作りました。
そしてとうとうこの冬に弱ってしまったので少し掘ってみると根がほとんどなくなっていました。
恐らく隣のシンボルツリーの勢いが強く、根を維持することができなかったのかもしれません。植える場所は要注意だなと思いました。
しかたがないので抜根し、現在は挿し木苗を鉢植えにして育てているところです。
<2022年 更新>
ヴァイオレットを探す
ピックアップ
楽天市場から人気のバラ、ヴァイオレットをピックアップしてみましたので、ご参考にどうぞ!画像をクリックするとショップの商品ページが表示されます。
(※検索結果はショップが商品に記載したキーワードから自動的に取得していますので、無関係な商品が表示される場合があります。ご了承くださいませ。)
