つるアイスバーグ
つるアイスバーグ
【Iceberg (Cl)】
・別名:Schneewittchen Cl
(つるシュネーヴィッチェン)
・系統:Climbing
・作出国:イギリス
・作出年:1968年
・開花期:一季咲き
・花径:8cm
・樹高:3m
・樹形:つる性
・花色:白
・花形:丸弁平咲き
・芳香:中香
木立のアイスバーグの枝変わりで、つるバラのなかでも特に有名な品種の1つです。
別名は白雪姫を意味するシュネーヴィッチェン。どちらの名前もこの花にはピッタリな気がします。
毎年のように新しいバラたちが登場しますが、白いつるバラでは不動の人気といってもよいのではないでしょうか。
少し縦長でスリムな蕾も美しく、咲き始めから全開までの花姿の移り変わりは本当に美しいです。
育てた感想
つるアイスバーグ
純白の花びらは透き通るような美しさ。開き切ると中央のしべもアクセントになり、薄く柔らかな花びらがひらひらと優雅に風に揺れます。
多くのバラ愛好家を魅了し続けるわけですね。
木立のアイスバーグがフロリバンダなので、つるの方も房咲きで花つきもとてもよいです。
やっぱり白いバラでは一番かな...
大型のクライミングですが、シュートは極太ではなく、比較的しなやかなので誘引はしやすいと思います。
ただ、トゲはしっかりとあるので要注意です。
つるアイスバーグ
2009年に植え付け、南の壁際に誘引しているのですが、日当たりがとても良いうえ、根元が軒下になり雨があたりにくく、夏場はかなり乾燥する場所ですが、非常に元気に育っています。
植え付けてから2年目ごろからしっかりしたシュートがたくさん出るようになり、今では毎年出過ぎるので、不要なシュートや古い枝は梅雨入り前に間引くようにしています。
もう何年も前から水やりもしておらず、無肥料ですが最近の酷暑にも負けずぐんぐん育つところを見ると、とても丈夫で樹勢が強いのだと思います。
そのためか耐陰性も強く、朝と夕方だけ少し日があたる北西側に植えているご近所さんもおられますがしっかり咲いています。
日陰に強いバラとしてもよく名前があがるバラです。
一季咲きとなっていますが、ここ数年は秋に少しだけ咲くことがあります。
<2022年 更新>
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