ストック
キスミーシリーズ
八重咲きと一重咲きの混植
分類:アブラナ科、耐寒性一年草
学名:Matthiola incana
和名:アラセイトウ
原産地:ヨーロッパ南部
日照:日向
耐寒性:強
耐暑性:弱
花色:白、ピンク、パープル、黄色
花径:2cm
草丈:30~60cm
開花時期:10~4月
ストックはパンジーやビオラと並んで、お花が少なくなる冬、カラフルな花を咲かせる貴重なお花です。
草丈は25cm前後の矮性種から切花用の高性種までいろいろありますが、園芸店では比較的丈の低い品種がよくみられます。庭植えや寄せ植えなどで使いやすいからでしょうか。
わが家の付近の園芸店では少し肌寒くなるころに店頭に並び始めます。以前は八重咲きばかりが売られていましたが、ここ最近一重の苗も売られるようになってきました。
ストックはタネから育てると、だいたい半々ぐらいで八重と一重が現れます。子葉の形などいくつかの要素から八重と一重を見分けることができるそうですが、未だに私は全く見分けがつきません(汗)
八重は写真のとおり、ヒヤシンスみたいにボリュームがあって豪華なんですが、それに比べると一重はやっぱり寂しい感じがします。
ただ、庭に植える場合は八重だけを植えるとボリュームがですぎて風通しも悪くなるので、一重と交互に密植するとちょうどよい感じになるんですよ♪(上写真)
ストックはパンジーやビオラと同じように夏蒔きできるお花ですが、私の経験ではパンジーやビオラに比べて育てやすいと思います。
育て方のポイント
キスミー・チェリー
秋から冬に出回るストックは耐寒性は比較的ありますが、やっぱり強烈な寒さはちょっと苦手です。
凍結や強い霜、寒風があたるような場所は避け、冬の間は日当たりが良く、できるだけ暖かい場所で管理しましょう。
連日強い寒さに当たると葉や花が傷み、開花が鈍ってくる上、春になって暖かくなっても回復しないこともあります。
冬の間は成長が遅いため、花持ちも比較的良く、それほど頻繁に花がら摘みをすることはありませんが、咲き終わった花がらはちゃんと摘んであげましょう。
花の付いていた花茎の根元あたりからカットすると、またわき芽が出てきて次々に開花します。
施肥は鉢植えの場合、開花中は月に2回ぐらい液肥を与えるとよいようです。
わが家では植えるときに元肥を入れて特に追肥はしませんが、それでもよく咲いています。
ストックを探す
探し方のポイント
花壇・寄せ植え向きの矮性種と切花向きの高性種があります。用途に合わせて草丈を確認して購入しましょう。
また咲き方は、八重咲きと一重咲きがあります。八重咲きはボリュームがあって豪華な感じ、一重はナチュラルな感じでそれぞれ個性があります。
寄せ植えや花壇の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
ちなみに寄せ植えならパンジー&ビオラ、アリッサム、プリムラなど秋から春まで咲くお花と合性がよいです♪
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