グロリオサ
グロリオサ・ピンクバード
分類:ユリ科、非耐寒性つる性球根
学名:Gloriosa
和名:キツネユリ
原産地:アフリカ、熱帯アジア
日照:日向
耐寒性:弱
耐暑性:強
花色:黄色、オレンジ、ピンク、複色
花径:10cm
草丈:つる性(1m~1.5m)
植え付け時期:4月~5月
植え付けの深さ:5cm
植え付け場所:日向
掘り上げ適期:10月下旬~11上旬
反り返った花がまるで炎のように見える、とても不思議でエキゾチックなお花です。切り花としてもよく見かけますね♪
ビビッドなカラーにユリに似た不思議な姿は南国の雰囲気たっぷりです(*^-^*)
つる性ですが、茎がけっこうしっかりして無理に曲げると折れてしまうので気を付けましょう。
絡まる時は下の写真のように、葉先の巻きひげで近くのものにつかまります。ユニークですね。
見かけのわりに意外に育てやすく、球根も倍々によく増えるので毎年楽しめますよ。
育て方のポイント
球根の植え付け方
グロリオサの葉
日当たりを好むので日向に植え付けます。
土の状態にもよりますが、あまり肥えていな場所なら腐葉土などを入れてあらかじめ耕し、化成肥料などを施しておきましょう。
また、連作を嫌うようなので、昨年と同じ場所に植える場合は土を少し入れ替えたりするとよいかもしれません。
ちなみにわが家ではあまり気にしたことありませんが、同じ場所で毎年咲いています。たぶん周囲の植物を植え替えたりする際に、たい肥などを入れるので自然に土が混じって更新されているのかもしれませんね。
植え付けの深さですが、一般的なサイズの球根なら10cmぐらい、原種系など小さい球根の場合は5cmぐらいを目安に穴を掘り、とがった方を上にしてキレイに並べて植え付けます。
鉢植えの場合は地植えの場合の半分ぐらいの深さに植え付けます。
また、鉢植えの場合は冬場なので油断していると水切れして球根の芽が枯れる場合があります。降雨が少ない場合などは、様子を見てたっぷり水を遣りましょう。
花後の管理
球根を育てる場合は、タネができる前に花後に花首のあたりで切り取ります。葉が全体的に黄色っぽくなったら掘り上げの時期です。
掘り上げてみて大きな球根なら来年も咲く可能性がありますが、小さな子球は開花まで数年かかります。
掘り上げた球根はタマネギのネットや流し用のごみ取りネットなどに入れて、日陰の涼しい場所で秋まで管理します。
球根の保存
グロリオサの球根
10月頃、葉が黄変(黄色くなる)したら掘り上げて陰干しします。
右の写真は掘り上げた直後の写真ですが、このように二股の状態で球根ができます。つまり2倍に増えるってこと!うほっ♪
私はこのままの状態で、ピートモスやおがくずとともに口を空けたビニール袋に入れて室内で保存し、春になったらちぎって2本にしています。
ちなみに球根の耐寒温度は10℃ぐらいが限界のようです。
グロリオサの球根にはコルヒチンなどの有毒成分が含まれています。子供やお年寄りが誤って口に入れないように、保存場所には注意しましょう!
見た目がヤマイモに似ているため、食中毒の被害が各地で報告されています。
グロリオサを探す
探し方のポイント
グロリオサは球根で購入するのが一般的です。
花色は黄色系、ピンク系、赤系があり、いくつか品種がありますが、大きさや育ち方などには特に違いはありません。
一部、オリジナル品種でミニサイズのグロリオサが販売されています。
ピックアップ
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