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葉牡丹

葉牡丹の画像
葉牡丹の寄せ植え

分類:アブラナ科、耐寒性多年草(一年草扱い)
学名:Brassica oleracea var. acephala
和名:オーナメンタルケール
原産地:ヨーロッパ西部
種まき時期:7月下旬(高性種は7月中旬)~8月上旬
鑑賞時期:11月~2月
発芽適温:20℃~25℃
生育適温:5℃~25℃
発芽日数:4~5日
株間:20cm~40cm、高性種は10cm~15cm
覆土:タネが隠れる程度

葉牡丹のタネ

葉牡丹はキャベツの仲間であるケールを改良して観賞用として作られたもので、低温で美しく発色します。

耐寒性が強く、日向から明るい日陰まで対応できるので冬の寄せ植えには欠かせない存在です。

近年では首の長い高性種やコンパクトタイプ、光沢のあるプラチナケールなどバラエティに富んでおり、ほとんどタネから育てらのも魅力です。

栽培のポイント

種まき

葉牡丹は晩秋の気温が下がるころに発色し成長も止まるので、それまでに目的の大きさに育てるようにします。

普通丈の品種は7月下旬~8月上旬、高性種は草丈を高くするため7月中旬~8月上旬にまきます。

適温下では、4~5日で発芽が始まります。

一般的にポリポットやジフィーセブン、セルトレーに直接タネをまく「ポットまき」が適していますが、「箱まき」もできます。

発芽率がよいので、ポットまきの場合は、セルトレーや小さめのポリポットに1~2粒まきがおすすめです。

箱まきなら「ばらまき」か「点まき」がよいでしょう。

播種後はタネが隠れる程度覆土し、底面給水させて発芽を待ちましょう。

種のまき方の詳しい説明はこちら>>

 

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

発芽したら徒長しないようにすぐ日に当てます。

セルトレーなどポットまきの場合は発芽がそろったところで1本に間引きます。

本葉が3~4枚出たら1本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げしますが、葉の枚数を多くするために少しずつ鉢増しをしていきます。

最初にどのサイズに仮植えするかは諸説ありますが、箱まきなら6~7.5cmポット、セルトレーなら9cmポットから初めて、小作りにする場合は12cmのポットまで、大株作りにする場合は直径15~18cmの鉢に順次増やすとよいようです。

このほかにも葉牡丹は一つのポットに多粒まきしたり、数芽を詰め気味に植えて大きさを調整することもできるので、いろいろと試してみるのも楽しみの一つです。

施肥ですが、与えすぎると発色が悪くなるので10月以降は控えるのがよいようです。

病害虫

夏にタネまきをするので育苗中はモンシロチョウやコナガの幼虫(アオムシ)が大敵です。防虫ネットをかけておきましょう。

 

栽培記録(2022年)

まとめ

【品種】:葉牡丹・F1つぐみ混合(タキイ)
【特徴】:葉枚数が多く、株がコンパクトにまとまりやすいタイプ。
【播種日】:2022年7月21日(ベランダまき)
【種まきの方法】:点まき
【種まき用土】:ココピート(ダイソー)
【発芽までの日数】:約4日

【品種】:葉牡丹・F1スウィートミックス(タキイ)
【特徴】:人気色の「初夢」「冬紅」「ウインターチェリー」の3色ミックス。
【播種日】:2022年7月21日(ベランダまき)
【種まきの方法】:点まき
【種まき用土】:ココピート(ダイソー)
【発芽までの日数】:約4日

葉牡丹の初タネまきです。今回はコンパクトタイプのつぐみ混合と高性種の混合のスウィートミックスをまいてみました。

まき床の発泡スチロール製の食品トレーの底に数か所穴をあけ、ダイソーで買ったココヤシピートを入れて点まきしました。

発芽は順調でしたが、葉数を増やすことができず貧弱な出来となり、高性種は丈があまり伸びませんでした。

成長期に肥料が少なかったのと、ポットの鉢増しのタイミングが悪かったかなと思っています。

栽培記録(つぐみ混合)

葉牡丹の様子(7月)の画像

(7/27)

子葉がしっかり開き、発芽がそろいました。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/6)

本葉が2~4枚でてきました。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/7)

7.5cmポリポットに鉢上げしました。
用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/31)

9cmポリポットに鉢増ししました。本葉も順調に増えています。
2Fのベランダにはモンシロチョウやコナガはあまり来ないので今のところ防虫ネットなしです。

葉牡丹の様子(9月)の画像

(9/13)

10.5cmポリポットに鉢増ししました。

葉牡丹の様子(10月)の画像

(10/28)

12cmポリポットに鉢増ししました。中心が少し色づいてきましたが、葉数が思うように増えていません。

葉牡丹の様子(11月)の画像

(11/12)

株はだいぶショボいですが、はっきりと色がわかってきたのでここらで植え付けてみます。

葉牡丹の様子(12月)の画像

(12/1)

植え付けてからも少し葉数が増えたようです。それでもまだ全然足りないですが...。

葉牡丹の様子(12月)の画像

(12/31)

葉の数はもう増えていませんが、気温が下がるにつれ中心部の色が濃くなってきました。下葉もちょっと枯れてきました。

 

栽培記録(スウィートミックス)

葉牡丹の様子(7月)の画像

(7/27)

子葉がしっかり開き、発芽がそろいました。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/6)

本葉が2~4枚でてきました。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/7)

7.5cmポリポットに鉢上げしました。
用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

葉牡丹の様子(8月)の画像

(8/31)

9cmポリポットに鉢増ししました。本葉も順調に増え、丈は15cm程度に伸びています。
2Fのベランダにはモンシロチョウやコナガはあまり来ないので今のところ防虫ネットなしです。

葉牡丹の様子(9月)の画像

(9/13)

10.5cmポリポットに鉢増ししました。丈は20cm程度に伸びています。

葉牡丹の様子(10月)の画像

(10/28)

12cmポリポットに鉢増ししました。中心が少し色づいてきましたが、葉数が思うように増えていません。丈は30cm程度で茎が鉛筆ぐらいの太さです。

葉牡丹の様子(11月)の画像

(11/12)

株はだいぶショボいですが、はっきりと色がわかってきたのでここらで植え付けてみます。丈は30cm~40cmとバラつきがあります。

葉牡丹の様子(12月)の画像

(12/1)

植え付けてからも少し葉数が増えたようですが丈は止まりました。

葉牡丹の様子(12月)の画像

(12/31)

葉の数はほとんど増えていませんが、気温が下がるにつれ中心部の色が濃くなってきました。

 

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