わい性ライラック
ライラック・パリビン
分類:モクセイ科、落葉低木
原産地:ヨーロッパ南東部
学名:Syringa vulgaris
日照:日向
開花期:4月~5月
樹高:1m~1.5m
ライラックは「リラの花」とも呼ばれ、日本でも長く親しまれているヨーロッパ生まれの花木です。
中でも「パリビン」のような矮性のライラックはコンパクトな樹形で、日本の狭い庭事情に合っているのかとても人気があります。
最近はこのような矮性のライラックを「姫ライラック」と呼ぶようで、園芸店でもこのように表記されていることが多いです。
一般的なライラックは寒さに強く真夏の西日に弱いそうですが、姫ライラックのような園芸品種は耐寒性、耐暑性が強く改良されているとのことです。
またライラックに共通する芳香も魅力的で、春の庭にやさしい香りが漂います。
育て方のポイント
管理
ライラックは本来、耐寒性は強いのですが、真夏の西日には弱いとされています。
姫ライラックは比較的暑さに強く改良されているとはいえ、やはり西日を避けられる場所に植えたほうが無難でしょう。
わが家も夏は猛暑ですが、南の庭に植え付けましたパリビンは、今のところ毎年元気に花を咲かせいます。
剪定
花芽が分化するのが7月~8月なので、花後すぐが適期です。
一般的なライラックは芽吹きが弱いということで、強い剪定はせず、込みすぎた小枝や、不要枝を間引く程度とされています。
ちなみにわが家のパリビンですが、それほど萌芽力は弱くないと思います。
毎年花が終わってすぐに、余計な枝を間引いたり、上から1/4~1/3程度を切って、樹形と高さを調整するようにしています。
こうすることで、樹高もずっと1.5mぐらいを保っています。
施肥
早春(2月前後)と花後の6月頃に油粕・骨粉などの有機肥料を与えるとよい。
病気・害虫
カミキリムシ(テッポウムシ)がつくことがあるようです。
わがやではハマキムシがつきますが、あまり気にしていません。
わい性ライラックを探す
探し方のポイント
私がパリビンを手に入れた頃は、矮性品種は他にはありませんでしたが、最近では「ミスキム」という淡いラベンダーピンクの品種も出回っています。
ピックアップ
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