シュラブローズとは
ヴェルシーニ(ギヨー)
半つる性のバラをシュラブ(Shrub)と呼び、短縮してSと表記します。
オールドローズにもモダンローズにもシュラブはありますが、とりわけモダンシュラブをMSと表記していることもあります。
一般的にシュラブは、直立したシュートが途中でゆるやかなアーチ状にしなる樹形のバラです。
半つる性というように、長く伸ばしてつるバラのように使うこともできるし、冬の剪定で短く切ることで木立ちのバラ(ブッシュ)のように咲かせることもできます。
クライミングタイプのつるバラに比べて枝がしなやかで短めなので、誘引もしやすく比較的扱いやすい系統と言われています。
イングリッシュローズにはこのタイプの樹形のバラが多いです。
育ててみた品種
わが家にはイングリッシュローズ、ギヨー(フレンチローズ)、ローブリッターなど数本のシュラブローズがあります。
上写真の"ヴェルシーニ"は丈はあまり伸びませんが、シュートはしっかりと固めなので、細かい誘引は難しいです。
シュラブローズを探す
探し方のポイント
セバスティアン・クナイプ
シュラブは木バラとしても、ショートクライマーとして使うことができますが、品種によって枝の長さや太さ、硬さがかなり違います。
全体的にクライマーよりは丈が短く扱いやすいと言われていますが、中には2mを超えるものや、枝が硬く細かい誘引に向いていないものもあります。
他のどの系統にも入らないバラをシュラブ入れている場合もあり、つるバラにはちょっと使えそうにない品種など、性質はまちまちです。
品種を選ぶときは、個別に性質をよく調べてから購入するようにしましょう。
ピックアップ
楽天市場からバラ専門店「バラの家」さんのシュラブローズの大苗をピックアップしてみました。種類が豊富で説明もしっかり載っていますので、ご参考にどうぞ!
画像をクリックするとショップの商品ページが表示されます。また、カラー別の丸いアイコンをクリックすると、カラーの系統別に表示されます。最初は白系のシュラブローズが表示されています。(カラーはショップでの色分けです)