百日草(ジニア)
アズテックサンセット
【ジニア・エレガンス】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Zinnia elegans
和名:ヒャクニチソウ
原産地:メキシコ
日照:日向
耐寒性:弱
耐暑性:強
花色:白、黄色、オレンジ、ピンク、赤、紫、複色
花径:3~10cm
草丈:20~60cm
開花時期:6月~10月
【ジニア・リネアリス】
分類:キク科、非耐寒性一年草
学名:Zinnia angustifolia
和名:ホソバヒャクニチソウ
原産地:メキシコ
日照:日向
耐寒性:弱
耐暑性:強
花色:白、黄色、オレンジ
花径:3cm
草丈:25~35cm
開花時期:5月~11月
ジニアは暑さと乾燥にも比較的強いので、夏の庭植えのお花としては最適です。
ジニアには大きく分けてエレガンス種とリネアリス種があります。エレガンス種は代表的な百日草で、八重咲きやダリア咲きで花が大きめ、カラフルなのが特徴です。
リネアリス種はホソバヒャクニチソウと呼ばれ、葉が細く、花径3~4cmの一重で小輪のお花が株いっぱいに咲きますが、カラーバリエーションはあまりありません。
その他、これらを交雑して作られた、プロフュージョンやザハラといった様々な品種があります。
百日草というと切花にするような草丈の高いお花を思い浮かべますが、最近の主流は寄せ植えなどに使いやすい草丈が20~40cm前後の矮性(わい性)種です。
これらの矮性種は、花付きもよく病気にも強いので、霜がおりるまで長く咲き続けます。
また、百日草はタネからも育てやすいお花なので、苗をたくさん作りたいときは種まきにも挑戦してみましょう♪
ポット苗は初夏に出回ります。ひょろひょろとした苗は避け、分枝が多く、密に茂ってがっちりした苗を選ぶと良いです。
育て方のポイント
日常の管理
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
百日草はウドンコ病にかかりやすいので、風通しがよい場所に植えることも大事です。
矮性種はこんもり横にも広がるので株間は少なくとも20cm程度はとったほうがよいです。
水やり
鉢植えの場合、水やりは乾いたらたっぷりと。乾燥に強いといっても夏場は水切れしやすいので注意しましょう。
庭植えの場合も、夏に乾燥が続く場合は水切れしていないかチェックしましょう。
水切れは株が弱る原因になり、夏の高温乾燥期にはハダニが付きやすくなります。
花がら摘み・切り戻し
株が弱らないように花がら摘みはこまめに行いましょう。花がらを摘むときは、わき芽が出ている節の上で切るとよいです。
株が間延びしてしまった場合も、わき芽が出ている節の上あたりで切り戻して追肥を行いましょう。
百日草(ジニア)を探す
探し方のポイント
プチランド・ホワイト
ジニアには高性種から矮性種まで草丈がいろいろあり、花色も花径も多種多様です。
なかでもプロフュージョンやザハラシリーズなど、丈が低くてカラフル、丈夫で扱いやすい品種も人気があります。
やや趣が違うのはホソバヒャクニチソウ(リネアリス種)で、小輪の花を株いっぱいに付けるコンパクトタイプ、ナチュラルな雰囲気の百日草です。
有名な品種としては、プチランド・ホワイト、プチランド・イエロー、プチランド・オレンジです。
人気のブランド苗
ジニア・プロフュージョン
プロフュージョン・アプリコット
エレガンス種とリネアリス種の交配種で、矮性の代表的品種です。花径約6cm、草丈約40cm、丈夫で病気に強く、よく分枝して株がこんもりとまとまり、花付きもよいです。
一重のほかに、最近は八重咲きのプロフュージョン・ダブルシリーズも人気です。
プロフュージョンには枯れた花を覆い隠すように次々と新しい花をつける「セルフクリーニング」と呼ばれる性質があります。
ある程度株が大きくなったところで、全体を切り戻せばよいとのことですが、寄せ植えなど、家庭で鉢植えにする場合は花がらを摘んだほうが美しく保てます。
ピックアップ
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