パンジー&ビオラ
ラベンダーシェード&
ヘブンリーブルー
分類:スミレ科、耐寒性一年草
学名:Viola x wittrockiana
和名:サンシキスミレ
原産地:ヨーロッパ中北部
日照:日向
耐寒性:強
耐暑性:弱
花色:白、ピンク系、ブルー系、黄色系、黒系など多彩
花径:2~12cm前後
草丈:10~30cm
開花時期:10~5月
お花が少なくなる季節、カラフルな花を咲かせるパンジーやビオラは秋冬の貴重なガーデンプランツですね。
寄せ植えやハンギングなどでも楽しめるし、春になればいっそう株が大きくなり、梅雨に入る直前まで楽しめます。
パンジーとビオラの違いは花の大きさだけ、育て方には特に違いはありません。
花の大きなほうがパンジーと名づけられる傾向にありますが、パンジーもビオラも花径はいろいろあって、境界線はあいまいな感じです。
またパンジーやビオラは種子からも育てられます。ちょっと種まきに慣れてきたら挑戦してみてはいかがでしょう?
育て方のポイント
パンジー「エクリプス」
冷涼な気候を好み、暑さと蒸れが苦手。日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
秋冬のお花として有名ですが、本来は春の花なので、冬の間に強い霜や寒風に当たると花や葉が傷んだり、花付きも悪くなります。
冬の間お花を楽しむなら、鉢植えにし、日当たりがよく寒風が当たらないぽかぽかした場所で管理するとよいです。
花がら摘みはこまめに行いましょう。冬の間はそれほど手間ではないのですが、春になって株が大きくなると毎日やらないと追いつきません。
環境にもよりますが、5月頃になると株全体が間延びしてくるので、半分ぐらいに切り戻して追肥を行うともう一度咲いてくれます。
また、パンジー&ビオラは暑いのが苦手です。気温が上がってきたら風通しの良い半日陰や明るい日陰に移動してあげると長持ちします。
わが家では北玄関用の寄せ植えを作っておいて、冬の間は南に置き、気温が上がってくる5月中旬ごろ北玄関に鉢を移動しています。そうすると7月頃まで咲いてくれるんです。
ちなみに北玄関用の寄せ植えにはヒューケラ、リシマキア、シルバードラゴンなどシェードガーデン向きのカラーリーフを使うようにしています。
パンジー&ビオラを探す
探し方のポイント
パンジー「ピカソ・シルバーブルー」
パンジーとビオラは花の大きさが違うだけなので、花径でいえば、ビオラから小輪パンジー、中輪パンジー、大輪パンジーへと大きくなっていきます。
最近はビオラの中にも小輪の品種があるので、花径のバリエーションはとても豊富です。
一般的に花径が小さいほど花が沢山つくので、花つきを重視するなら小輪のビオラがおすすめですし、豪華さを演出するなら中輪~大輪のパンジーがおすすめです。
草姿も、一般的なこんもり茂るタイプのほか、ほふく性(這性)もあり、ハンギングに使う場合などにおすすめです。
毎年新しい花色が登場して秋が楽しみなパンジー&ビオラですが、最近は花の形にもユニークな品種が登場しています。
以前から大人気のフリル咲きパンジーのほか、ここ数年、園芸店でも大人気なのが上部の花びらがうさぎの耳のような形をしたラビット系ビオラ。
また、下の花びらが像の鼻のように見えるぞうさんビオラなども新しく登場しています(^^)
苗の選び方
ポット苗は秋ごろに出回りますが、まだ暑い時期に園芸店に並んでいる苗には徒長したものがよくあります。ひょろひょろとした苗は避け、葉の色が濃く密に茂ってがっちりした苗を選ぶと良いです。
ポット苗を購入したらもったいないですが、まず摘心して枝数を増やしましょう。私の場合は半分ぐらいにざっくりと切ってしまいますが、丁寧に切る場合は分枝しているところの上を切ると良いと思います。
人気のブランド苗
中小輪パンジー「よく咲くスミレ」
ナチュレに似ていて花径4cm、パンジーの華やかさとビオラの性質をあわせもち、花つきや株張りが抜群とのこと。
また暖かみのあるカラーバリエーションで、庭植えでも鉢植えでも寒い季節を彩るのにピッタリのパンジーです。
新色もどんどん増えていて、これから注目のパンジーですね(^-^)v
タネから作ったことがありますが、丈夫で育てやすかったです。
ピックアップ
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