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クリスマスローズ(ヘレボルス)

クリスマスローズ・オリエンタリス
クリスマスローズ・オリエンタリス

分類:キンポウゲ科ヘレボルス属、多年草
原産地:ヨーロッパ各地など
開花時期:12~4月(地域による)
草丈:30cm~80cm前後(品種による)
用途:庭植え、鉢植え、寄せ植え
苗の出回る時期:冬

ヘレボルスは冬から早春にかけて、花の少なくなる季節を彩ってくれる宿根草です。

日本では一般的にクリスマスローズで流通していますが、本来は原種のヘレボルス・ニゲルだけを指したようです。

クリスマスローズには大きく分けて有茎種と無茎種があります。

有茎種は地面から茎が立ち上がり、その茎に葉と花を付けますが、無茎種は葉柄(ようへい)と花柄(かへい)が別々に地面から立ち上がります。

店頭で一番多く見かけるオリエンタリスなどはこの無茎種になります。

育て方のポイント

植え付け

クリスマスローズ・オリエンタリス
クリスマスローズ・オリエンタリス

クリスマスローズは生育期は日当たりを好みますが、6月~9月の間は「半休眠期」になるので、この時期は日陰~半日陰になるような場所が適しています。

庭植えなら落葉樹の下、鉢植えならこの時期には風通しの良い日陰などに移動してあげるとよいです。

鉢植えの場合は、水はけをよくして根腐れを防止するようにします。一般的な用土の配合は赤玉小粒4+軽石小粒3+腐葉土3です。

水やり

鉢植えの場合、水遣りは乾いたらたっぷりとが基本ですが、半休眠期はやや控えめにし、暑さで蒸れないようにします。

庭植えの場合は、夏場に雨が降らないとき以外は不要です。

施肥

鉢植えの場合は、植え付けの際に元肥として緩効性肥料を施し、その後は半休眠期を除いて2か月に1度程度、追肥を行います。

庭植えの場合は生育が始まる10月頃、緩効性肥料を施します。

花後

無茎種は萼(がく)が色あせてきたころ花柄を株元から切り取ります。

有茎種は株元から新しい芽が出ている場合のみ株元から茎を切ります。新芽が出ていない場合は花房だけを切り取ります。

古葉切り(無茎種のみ)

無茎種の場合、株元の風通しをよくし、日光を当てるため、古葉を切り取ります。

時期は11月~12月頃、中央から新しい葉が展開し始めたころが適期です。

植え替え

適期は10月~11月。

鉢植えは毎年植え替えるのがベストです。株の大きさに応じて一回り以上大きな鉢に鉢増しをしましょう。

庭植えの場合、花付きが悪くなったり、株を増やしたい場合は株分けを兼ねて植え替えを行いますが、それ以外は必要はありません。

 

クリスマスローズ(ヘレボルス)を探す

探し方のポイント

クリスマスローズには原種と交雑種があり、さらに上記のように株の構造では有茎種と無茎種があります。

それぞれに沢山の品種がありますが、中には夏の高温多湿に弱い品種や、ヘレボレス・フェチダスのように短命な品種もあります。

手に入れる前に、苗の説明をよく確認しましょう。

また、花の色や形もさまざまです。一般的な一重のものやセミダブル、ダブルなどもあります。

クリスマスローズの苗

 

ピックアップ

楽天市場から人気のクリスマスローズをピックアップしてみましたので、ご参考にどうぞ!画像をクリックするとショップの商品ページが表示されます。

また、分類のテキストをクリックすると、ダブル咲きなど、それぞれの分類に分けて表示されます。最初は「セミダブル咲き」のクリスマスローズが表示されています。
(※検索結果と各分類はショップが商品に記載したキーワードから自動的に表示していますので、無関係な商品や、異なる分類の商品が表示される場合があります。ご了承くださいませ。)

Helleborus

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