ナデシコ(ダイアンサス)
ナデシコ
ブラック&ホワイト ミストラル
分類:ナデシコ科ダイアンサス属、
耐寒性宿根草(一年草扱い)
学名:Dianthus
原産地:ヨーロッパ、中国など
別名:
日照:日向
耐寒性:強
耐暑性:中
花色:白、ピンク、赤、複色
花径:3cm~5cm
草丈:15cm~80cm
開花時期:4月~6月、9月~11月
ナデシコ(撫子)は日本ではとても親しみのあるお花です。
ナデシコ科ダイアンサス属には、約300種の原種があるそうで、秋の七草で知られる日本原産のカワラナデシコもその1つです。
最近では品種改良が進み、学名のダイアンサスの名前で流通することも多くなりました。
ナデシコは寒さに強い多年草ですが、夏の暑さが苦手なため、品種によっては一年草扱いとなっているものもあります。
開花期は品種によって異なりますが、四季咲き性の品種も増え、真夏を除いて春から晩秋まで楽しむことができます。
草丈も切り花に適した高性タイプと、寄せ植えや花壇に適した矮性やコンパクトなタイプがあります。
また、種子からも育てやすいので、挑戦してみてはいかがでしょう?
育て方のポイント
日常の管理
日当たりと風通しの良い場所を好みますが、蒸れに弱く夏の高温多湿が苦手なため、夏場は西日が当たらない場所が適しています。
鉢植えの場合は過湿にならないように水はけの良い用土を使用するようにしましょう。市販の培養土に赤玉土小粒を2割程度混ぜるとよいです。
施肥
鉢植えの場合は植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施します。
また生育期の春と秋には液体肥料を月に2~3回程度施し、夏と冬は施肥を行いません。
水やり
過湿にならないように、春から秋までは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、冬は控えめにします。
花がら摘み・切り戻し
タネができると株が弱るので、花がら摘みはこまめに行います。
開花が一通り終わったら株元近くで切り戻します。特に春の開花後は夏越し対策として梅雨入り前に行いましょう。
病気と害虫
アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシなどがつくことがあります。
わが家では夏場にナデシコ科を好んで食害するクロウリハムシの猛攻を受け、枯れてしまうこともしばしば(T_T)
庭植えにすると手が回らないので、基本的に鉢植えにして夏場は防虫ネットをかけたりしています。本当にやっかいです...
増やし方
挿し木で増やすことができます。適期は5月と9月が一般的です。
タネからも比較的簡単に育てられます。
ナデシコ(ダイアンサス)を探す
探し方のポイント
ナデシコは、品種によって開花期が異なるほか、草丈が低いものから高性種まで様々あります。
また花姿も一般的な一重咲きの品種のほか、豪華でエレガントな半八重咲きや八重咲きがあります。
基本的に丈夫で育てやすいお花なので、用途に合わせて気に入った花色を選んでみましょう。
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