カンレジュラ(金盞花/キンセンカ)
カンレジュラ
「トライアングルフラッシュバック」
分類:キク科、耐寒性一年草
学名:Calendula officinalis
和名:キンセンカ
原産地:地中海沿岸
日照:日向
耐寒性:強
耐暑性:弱
花色:黄色、オレンジ、複色
花径:3cm~8cm
草丈:20~60cm
開花時期:11~5月
本来春のお花ですが、比較的寒さに強いこともあり、冬の間も楽しむことができるお花として晩秋頃から出回ります。
半面、暑さは苦手なのでたいてい初夏に入る頃枯れてしまいます。わが家では4月がピークです。
草丈は20cm前後の矮性種から切花にも使える高性種までいろいろありますが、園芸店では比較的丈の低い品種がよくみられます。
黄色やオレンジなど太陽のように鮮やかな花色は、冬の寒々しい花壇を明るく彩ってくれます。
一輪がわりと大きいお花なので、存在感もあり花壇に群植するととても華やかです。
カンレジュラはタネからも比較的簡単に育てられるお花です。8月の下旬~9月の上旬に種まきすると年内に開花が始まります。
育て方のポイント
日常の管理
カンレジュラ
「デージー・シリーズ」
カレンジュラは耐寒性があり多少の霜があたっても大丈夫ですが、寒風や強い霜が長期間あたると葉が傷みます。
また、カレンジュラはウドンコ病にとてもかかりやすいです。冬の寒い期間はあまり発生しませんが、春になって暖かくなってくると発生しやすくなります。
花壇の場合は日当たりが良く、強い霜があたったり凍ったりしない場所で、風通しのよい場所に植えつけましょう。鉢植えの場合も同様の環境で管理しましょう。
酸性土が苦手なようですが、鉢植えの場合は市販の培養土や、赤玉土や腐葉土などを使って配合していれば特に問題ないです。
花が終わったらタネができないように花がら摘みはこまめに行いましょう。
施肥
元肥に緩効性肥料を施して植えればあとは特に追肥は必要ないです。花付きが悪い場合だけ月に1~2回、液肥を与えるとよいそうです。
ただし、窒素分が多い肥料だとかえって花付きが悪くなるので肥料の成分をチェックしてから与えましょう。
寄せ植えのおとも
パンジー&ビオラ、アリッサム、プリムラ、ストックなど秋から春まで咲くお花と合性がよいです♪
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探し方のポイント
カンレジュラ
「コーヒークリーム」
草丈ですが花壇・寄せ植え向きの矮性種と切花にも使える高性種があります。用途に合わせて草丈を確認して購入しましょう。
近年、「コーヒークリーム」(写真右)という品種が代表するように、花弁の表と裏の色が違い、少しくすんだブロンズ色のカレンジュラが人気です。
私も数年前に苗を購入して育ててみましたが、とてもシックで美しい色です。上の写真のトライアングルフラッシュバックなどもその1つです。
ピックアップ
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