ナンテン「オブセス」【2018/02】
いやいや、まいった... 寒すぎ(-_-;)
今日も雪だし、もう一週間ぐらい、最低気温が-3℃前後の寒さが続いてる。
そんな中、寒さにも負けず、鮮やかな紅葉を見せてくれるナンテン(南天)。冬庭を彩ってくれる、ありがたーい常緑樹なのです。
ナンテンは常緑広葉樹の低木で、昔から"難を転ずる"縁起のよい木とされ、玄関先に植えられることが多いとのこと。
種類もいろいろとあり、手持ちの庭木図鑑によれば、基本的に西日のあたらない半日陰がベストだそうですが、日陰でもOKなので、庭造りの救世主みたいな存在。
わがやでも赤い実をつける樹高150cmほどのポピュラーなやつを1本、日当たりがいまひとつの北玄関に植えています。
最近は、丈が60cm前後の矮性種がよく使われているようで、オタフクナンテンが一番有名かなぁ?
これは「オブセス(Obsessed)」という矮性種で、オタフクナンテンにくらべて葉がやや小さくシャープな感じで、低温期の葉色もマットで深い紅色から小豆色のグラデーションになります。
ナンテンの魅力であるこの紅葉、日陰でも育つとはいえ、やはり日当たりが悪いとキレイに赤くならないみたい。
今の季節、北玄関のナンテンも葉の周辺にやや赤みを帯びる程度で、地は暗めのグリーンのまま変わず。オタフクナンテンも日陰だと真っ赤にはならないので、おそらくこのオブセスも同じではないかと。
ちなみにオブセスは南側の落葉樹の木陰になるところに植えたので、冬はしっかりと日が当たります。
夏はかなり乾燥して高温になる場所なのですが、しれっと元気に夏越ししています。
今まで何を植えても枯れてしまうダメダメな場所だったのですが、楽ちんのナンテンのおがけでいい感じにおさまったかな。