素焼き鉢(テラコッタ)
素焼き鉢の寄せ植え
広い意味で、粘土を焼いて作った鉢全般を素焼き鉢と言っています。
素焼き鉢は表面が多孔質なので、水分や空気を通しやすくなっており、いわゆる通気性と排水性に優れているという点が特徴です。
そのため、根腐れを防いだり、水はけのよい土壌を好む植物に向いています。
また、水分が蒸発するときの気化熱の作用で、鉢の温度を下げてくれる効果もあり、夏の暑さに弱い植物に向いています。
逆に乾きやすく、特に小さめの鉢はすぐに水分がとんでしまい、うっかりしているとカラカラに乾燥させてしまうこともあるので、水やりは様子を見てこまめに行う必要があります。
素焼き鉢
狭い意味で素焼き鉢は、700℃程度で焼いた明るいベージュ色の鉢のことを言います。
通気性や排水性はこの材質のなかでは一番すぐれており、お値段も安く比較的軽くて使いやすいのですが、その分もろくてよく割れます。
わたしも今まで何個割ったことか...
駄温鉢・朱泥鉢(朱温鉢)
1000℃程度の高温で焼いた赤茶色の鉢のことで、そのうち桟の部分に釉薬(ゆうやく)が塗られているのを駄温鉢といい、塗られていないものを朱泥鉢あるいは朱温鉢といいます。
通気性や排水性は素焼き鉢にはやや劣り、重さもありますが、その分丈夫でめったに割れません。
テラコッタ
テラコッタとはイタリア語で素焼き鉢という意味ですが、現在では洋風デザインの素焼き鉢を総称して言っていることが多いです。
だいたい1000℃~1300℃前後で焼かれ、通気性や排水性は生産された国や地域によってもまちまちです。
写真のような形が典型的なテラコッタの鉢ですが、このほかにも様々な形状や色があり、バラエティーに富んでいるのも特徴です。
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