プラスチック鉢
プランターに植えたペチュニア
プラスチック製の鉢やプランターは、なんといっても軽くて持ち運びが便利なのが特徴です。
また丈夫なので落として割れることもほとんどないし、材質的に加工がしやすいので用途に合わせて使いやすい形状の鉢がいろいろあります。
価格も手ごろで、100円ショップなどでもおしゃれなプラスチック鉢がたくさん売られています。
一方でちょっと人工的な感じもするので、ナチュラルガーデン志向の方には敬遠されがちな面もあります。
ただこういった点をカバーするため、最近ではプラスチックにグラスファイバーや自然素材を混ぜ合わせ、ナチュラルな風合いを持たせたハイブリッド型の鉢も数多く登場しています。
用途別・機能重視のプラスチック鉢
主にポリプロピレンなどの素材で作られた軽くて丈夫な鉢やプランターです。
育苗用のシンプルな鉢やおしゃれなデザインの鉢、野菜やハーブを育てる家庭菜園向きのプランターなど用途によっていろいろあります。
スリット鉢
限られた土の量でも効率よく根を伸ばすことができるように開発された鉢です。
見た目はいまひとつですが、バラ栽培や果樹栽培をしている方に根強い人気があります。
私も使っていますが、根の成長がよく、サークリング現象が起きません。
バラ鉢
スリット鉢に続いて人気なのが、見た目にも配慮したバラ鉢。同じように根の成長を考慮した作りになっています。
害虫の侵入や、夏場の暑さや蒸れを防止するために上げ底になっているものが多く、排水性や通気性がよいのでそのまま置くことができます。
最も有名なのがRichell(リッチェル)のバラ鉢で、バラ専門店でもよく勧められています。
ハーベリーポット
イチゴやハーブ、小さめの野菜などを育てるのに便利なRichell(リッチェル)のハーベリーポット。とても人気です。
上に重ねることでタワー状になるため場所の節約にもなるし、テラコッタのストロベリーポットに比べてとても軽いので、積み替えたり、方向を変えて日当たりを調節するのも楽です。
家庭菜園向きプランター
家庭菜園に適した構造のプランターです。水やりの回数を減らす工夫がされていたり、最近は支柱ホルダーの付いたタイプも多く出回っています。
丈が伸びる野菜には支柱が必須だし、またベランダなどの風通しの悪い場所では害虫も発生しやすいので、支柱にカバーをかけて防虫したりと、とても便利です。
もちろん冬場は不織布やビニールをかけて、簡易温室みたいに保温するのにも役立ちます。
デザイン重視のプラスチック鉢
手ごろな価格で買えるプラスチック鉢ですが、最近は見た目がエレガントなものや、テラコッタのような風合いを出した鉢もあります。
ソレシアシリーズ
Richell(リッチェル)のソレシアシリーズは、壁掛け用の鉢やバスケット型など、縁がフリフリしたエレガントな鉢のラインナップです。
厚みもあり、表面に加工がしてあるので安っぽさがありません。私も気に入っていていくつか持っています。
一番上の写真のペチュニアもソレシアのプランターに植えています。
自然な風合いのプラ鉢
最近プラスチックに様々な素材を混ぜて作った鉢やプランターがたくさん出ています。
グラスファイバーなどを混ぜて強度を高めた繊維強化プラスチック鉢(FRP)。テラコッタ粉や石粉、麻などを混ぜた鉢などいろいろです。
これらは樹脂ポットなどと呼ばれることもあり、プラスチックが基本なので軽くて丈夫だという特徴があります。
もう一つのポイントはその見た目です。多くの鉢が自然素材の風合いを出すように加工されているため、一見するとプラスチックと判別できないようなものもあります。
人気なのはやっぱりテラコッタ風の重厚な風合いを出したものでしょうか。大きくても持ち上げられる重さなので、とても便利ですね。
エコポット
エコポットとは本来、土に埋めると数年かけて自然に還るものを言いますが、プラスチックに天然素材を混ぜることで資源の節約や有効利用にもつながる環境に優しい素材で作られたポットも含まれているようです。
最近では園芸店でもよく見かけますが、一つ一つ違った自然な風合いも魅力の一つです。
土に還るタイプは耐久年数が短いものもあるので要確認です。
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