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アーマンディー・アップル・ブロッサム

アーマンディー・アップル・ブロッサムの画像

【Apple Blossom】
・系統:アーマンディー系
・咲き方:旧枝咲き
・開花期:3~4月、一季咲き
・花径:4~6cm
・樹高:4~7m前後
・花色:淡いピンク
・剪定:弱剪定

野生種のアーマンディーを交配親にもつアップル・ブロッサム。

淡いピンクの花が美しく、数少ないアーマンディー系の中では人気のようで、季節になると園芸店には沢山の苗が並びます。

アーマンディ系は常緑で葉も多いため、フェンスに絡ませると、ちょうどよい具合に外からの目隠しになってくれます。

葉は縦長で大きめ、厚みがあってしっかりしています。冬に緑があるのはとてもありがたいですね。

多少茶色くなって枯れる葉が出ますが、気がついたら取り除く程度で基本的によく茂った状態を保ってくれます。

もう一つの特徴は、とにかく花付きがよいこと。お花1つは一重でシンプルですが、数輪の房咲きとなり、枝いっぱいに沢山の花を咲かせる姿は圧巻です。

花びらの表は淡いピンク色ですが、裏側は表よりはやや濃いめのピンクの縦筋が入ります。葉の裏から逆光で見ると、とてもキレイなんですよ(下の写真)。

 

育てた感想

アーマンディー・アップル・ブロッサムの画像

わが家では2009年に2年生苗を購入し、庭の東側にあるフェンス際に植え付けました。

生育はとてもよく、花が咲き始めるころから同時につるもどんどん伸び始めます。

ほとんど?というか多分植え付け時に肥料をやってから一度も肥料をやった記憶がないのですが、とっても元気です。

多分、近くに置いている寄せ植えから流れ出た肥料分をすっているのでは...

それから2013年の開花時はちょっとトラブルが。蕾が膨らみ始めた頃、遅霜があたり、花がほとんど咲かなかったのです。

蕾をよく見ると霜のせいかチリチリになっていました。開花直前の蕾は霜に弱いということがわかりました。

といっても地植えでは防ぎようもないのですが...(T_T)

メモ

アーマンディー・アップル・ブロッサムの画像

アーマンディーは前年に伸びた枝に花をつけるため、剪定は基本弱剪定で、夏以降の強い剪定は厳禁です。

つる伸びが非常によく、広い場所なら伸ばしっぱなしで冬に弱剪定でもよいのでしょうが、わが家では限られた場所に納めなければならないため、花後の剪定&誘引でつるをコントロールするようにしています。

ほおっておくと、もじゃもじゃに絡まって夏場にかなり見苦しいからです(汗)

というわけでわが家では花後にすぐ誘引を解き、伸び始めたつるの不要な部分(半分ぐらい)を切り落としてから、フェンスに誘引し直します。

夏まではつるが伸びるので、少し余裕をもって下の方に誘引しておきます。

そしてつるが再び伸び始めたら、随時フェンスに誘引。秋にはフェンスがすっかりつるで覆われてしまいます。

最後のしめくくりに、晩秋にもフェンスから飛び出した不要枝を切り、形を整えるようにしています。

<2019年5月 追記>
つ、ついに... 10年がんばったアップル・ブロッサムがお亡くなりになったようです (。>ω<)

昨年の夏の40℃はさすがにきつかったらしく、いつもなら夏に旺盛に茂るつるもほとんど出ず、冬には葉がほとんど落ちたため、切り戻しておいたのですが、ダメだったようです。

残念ですが、挿し木苗も作っていなかったので、これであきらめようと思います... はぁ

 

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