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夏植え球根

このコーナーでは、夏の終わりから晩秋にかけて咲く、夏植え球根をご紹介します。

夏植え球根は8月ごろに休眠から目覚め、短期間に花茎を伸ばして花を咲かせます。

多くは耐寒性も強く、数年間植えっぱなしにしておくことができます。

※球根は品種によって植え付け方や栽培方法が異なることがあります。一般的な栽培方法はあくまで参考とし、詳しくは球根に付属している説明書をよく読んで育てましょう。

リコリス

どんなお花?

【分類】ヒガンバナ科
【開花時期】8月下旬~10月
【草丈】30cm~60m
【植え付け時期】6月~8月
【植え付けの深さ】球根1個分の深さ
【植え付け場所】日向、半日陰
【植えっぱなし期間】3~4年
【掘り上げ適期】5月
【耐寒性】普通
【耐暑性】強
【用途】庭植え、鉢植え

ヒガンバナに代表される秋の花で、赤だけでなくピンクや白などもあります。

ネリネとは違い、葉が出ない状態で花だけが咲き、あとから細長い葉がロゼット状に茂ります。

栽培のポイント

日当たりの良い場所を好みます。

鉢植えの場合は、乾いたらたっぷりと灌水し、芽が出たら表面が乾くのを待って水やりするようにします。

3~4年で球根が密集してきたら、掘り上げて分球します。

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リコリスの球根

 

ネリネ

どんなお花?

【分類】ヒガンバナ科
【開花時期】9月~10月
【草丈】30cm~60m
【植え付け時期】4月~9月
【植え付けの深さ】浅植え
【植え付け場所】日向、半日陰
【植えっぱなし期間】4年
【掘り上げ適期】11月
【耐寒性】普通
【耐暑性】やや弱
【用途】庭植え、鉢植え

リコリスと似ていますが、開花はリコリスよりも遅く、開花時に葉が出ている点が異なります。

別名、ダイヤモンドリリーとも呼ばれ、花弁に日が当たるとキラキラと輝いて見えます。

栽培のポイント

過湿に弱いため、日当たりと風通しがよく、雨の当たらない軒下や、鉢植えにするのがよいとされています。

鉢植えの場合は、乾いたらたっぷりと灌水し、少し乾燥ぎみにします。

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ネリネの球根

 

コルチカム

どんなお花?

【分類】イヌサフラン科
【開花時期】10月~11月
【草丈】7cm~20m
【植え付け時期】8月~9月
【植え付けの深さ】5cm
【植え付け場所】日向
【植えっぱなし期間】2~3年
【掘り上げ適期】6月
【耐寒性】強
【耐暑性】普通
【用途】庭植え、鉢植え

水や土がなくても開花します。驚きですね^^

室内の窓辺などに球根を置いて開花させるという観賞方法もよく見かけます。

栽培のポイント

コルチカムは花が終わってから、早春に葉が出てきます。

基本的に日当たりと水はけのよい場所を好み、土に植え付けて観賞する場合は8~9月に植え付けます。

球根のまま観賞する場合は、花後すぐに庭や鉢に植え付けて球根を育てます。

庭植えの場合は3年ぐらい植えっぱなしにした方がよく育ちます。

掘り上げる場合は、初夏に葉が黄変したころが適期です。

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コルチカムの球根

 

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