百合(ユリ)
シェルブール
分類:ユリ科、耐寒性球根
学名:Lilium
和名:百合
原産地:日本、中国
日照:日向~半日陰
耐寒性:強
耐暑性:強
花色:白、黄色、オレンジ、ピンク、赤、複色
花径:15~25cm
草丈:60~150cm
開花時期:5~7月
植え付け時期:10月~11月
植え付けの深さ:球根の2~3倍の深さ
植え付けの間隔:球根の2~3倍の幅
日本にはヤマユリやササユリ、テッポウユリなど十数種の自生種があり、古くから親しまれてきました。
日本のユリは野生のままでもとても美しいことで有名ですが、現在は園芸品種も多数作られており、店頭でもこちらの方が多いかもしれません。
主にアジア原産のユリを交雑したアジアティック・ハイブリッド、ヤマユリなど日本の自生種を中心に交雑したオリエンタル・ハイブリッド、テッポウユリの交雑種であるロンギフローラム・ハイブリッドなどがあります。
オリエンタルハイブリッドはオリエンタルリリー、アジアティック・ハイブリッドはスカシユリと呼ばれることもあります。
また、オリエンタルハイブリッドは香りがよいことでも知られています。
春に庭が終わりを告げ、夏の庭に移り変わる6月から7月ごろに咲く品種は庭植えにはとてもおすすめ♪開花時期の違う品種をいくつか植えておくと長く楽しめます。
育て方のポイント
球根の植え付け方
ユリを丈夫に育てるには、原種である自生種の生息環境に合わせることが必要です。
アジアティック・ハイブリッドとロンギフローラム・ハイブリッドは日当たりがよく、水はけの良い場所が適しています。
また、日本の自生種とオリエンタル・ハイブリッドは、水はけがよく木漏れ日が当たる程度の半日陰が適しています。
ユリの球根には皮がなく乾燥に弱いため、おがくずなどに入れられて販売させていることが多いです。
購入したら、できるだけ早く植え付けましょう。むき出しで放置は厳禁です!
庭植え
ユリは深植えが好みなので、球根の大きさによって20~40cmの深さを掘り、腐葉土と緩効性肥料を施して、あらかじめ耕しておきましょう。
植え付けの深さですが、球根の高さの2~3倍の深さに植えるのが一般的です。球根の間隔も同じく2~3倍の幅をとりましょう。
鉢植え
鉢植えの場合は、大きめの深鉢に植えるのがコツで、6号ほどの深鉢に1球が目安です。
植え付けは、球根の高さ1つ分の深さに植え付けます。
用土は水はけがよいものを使用し、赤玉土(中粒と小粒を半分ずつ)と腐葉土を6:4で混ぜた用土などがよいようです。
管理
肥料
庭植えの場合は、芽が出てからと花後に追肥をおこないます。
鉢植えの場合は乾燥しないように乾いたらたっぷりと灌水し、3月~9月頃までは月に2回ほど液肥を与えます。
植え替え
庭植えの場合は、数年は植えっぱなしにした方が生育がよいですが、何年かに一度は植え替えを行います。
アジアティック・ハイブリッドは3~4年を目安に、オリエンタル・ハイブリッドは5~6年を目安に掘り返します。
鉢植えの場合は、用土が古くなるので毎年植え替えをした方がよいようです。
掘り上げたら、茎と上根を切り取り、早めに植え付けます。
すぐに植えられない場合は、湿らせたおがくずやピートモスと一緒にビニール袋に入れて冷暗所で保存します。
私は移植の直前以外は掘り上げないようにしています。
百合(ユリ)を探す
探し方のポイント
百合(ユリ/ゆり)には沢山の品種がありますが、大きくは原種とハイブリッド(交雑種)に分けられます。
ハイブリッドは上記のように品種が豊富なアジアティック・ハイブリッド(スカシユリ)やオリエンタル・ハイブリッドなどがありますが、そのほかにも様々な交雑種があり、分類がはっきりしない品種も多数あります。
分類が明確でないユリの場合は、付属の説明書をよく読み、適切な育て方をしましょう。
またユリにも一般的な一重咲きのほかに八重咲き品種もあります。
ピックアップ
楽天市場から人気のユリの球根をピックアップしてみましたので、ご参考にどうぞ!画像をクリックするとショップの商品ページが表示されます。
(※検索結果と各分類はショップが商品に記載したキーワードから自動的に表示していますので、無関係な商品や、異なる分類の商品が表示される場合があります。ご了承くださいませ。)