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ルピナス

ルピナス
ルピナス ラッセル

分類:マメ科、耐寒性宿根草
学名:lupinus
原産地:北アメリカ
和名:ノボリフジ
種まき時期:9月(温暖地)、5月~6月(寒地)
開花時期:5月~6月
発芽適温:15℃~20℃
生育適温:5℃~20℃
発芽日数:10~14日
株間:30cm
覆土:1cm

ルピナスのタネ

ルピナスには小型の品種もありますが、やはり一番人気があるのは雄大な花穂のラッセル種です。

マメ科なので、タネが大きく、丈夫で育てやすいお花なので、種まき初心者さんにもおすすめです。

栽培のポイント

種まき

適温下では約10日~14日程度で発芽が始まります。

冬の低温にあって花芽ができるため、温暖地の場合は9月、寒冷地では5月~6月に種まきし、翌年の初夏に開花します。

タネの袋にはよく花壇やプランターに「直まき(じかまき)」するように書いてありますが、これはルピナスが直根性(ちょっこんせい)で移植が難しいからなんです。

ルピナスの芽の写真
ルピナスの芽

左の写真は発芽したルピナスを、まき床をバラしてそっと取り出したものですが、比較的太い根が一本、まっすぐにスコーン!と下に伸びています。これを直根性といいます。

太い割に意外と折れやすく、これを誤って折ってしまうともうアウトなんですよ!怖いですね~(゚Д゚ll)

でもだからといって、いきなり直まきは失敗したときが悲惨なので、あまり現実的じゃないです(^-^;)

やはりしっかりと苗を作ってから、植え付けるのが安全で確実だと思います。というわけで、まずはポリポットやジフィーセブン、セルトレーに直接タネをまく「ポットまき」がよいと思います。

慣れてきて、根を切らないように鉢上げできるなら、タネを節約できる「箱まき」がおすすです。

タネのまき方は、箱まきなら「点まき」がよいでしょう。

ポットまきの場合は、タネを無駄にしないためにもセルトレーや小さめのポリポットに1~2粒まきがおすすめです。

播種後は1cm程度に覆土し、底面給水させて発芽を待ちましょう。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

箱まきの場合、発芽したらよく日に当て、本葉が1枚出たところで一本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げします。ポットまきの場合は、発芽後に一本に間引きます。

ルピナスの根は下に深く伸びるので、鉢増しのときは、深型のポリポットや深鉢に移して育苗しましょう。

ポリポットに根が回ったら、プランターや花壇に定植します。

花壇への定植の際は、株間30cmの間隔で、日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。

病害虫

ベランダなど風通しの悪い場所では、春先にアブラムシがつくことがあります。

 

栽培記録(2016年)

まとめ

【品種】:ルピナス・ミナレット混合(タキイ)
【特徴】:草丈を低く改良された品種
【播種日】:2016年9月29日(ベランダ)
【種まきの方法】:箱まき
【種まき用土】:赤玉小粒
【発芽までの日数】:約10日

今回は箱まき、用土は赤玉小粒。表面をならしてから等間隔で点まきし、ベランダの日陰で発芽を待ちました。

発芽してからは、日に当てて管理し、特に病気や害虫にも悩まされず順調に育ちました。

栽培記録

ルピナスの様子(10月)の画像

(10/7)

子葉が開きました。

ルピナスの様子(10月)の画像

(10/16)

本葉1枚目が出てきました。

ルピナスの様子(10月)の画像

(10/17)

6cmポリポットに1芽づつ鉢上げしました。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

底面給水させて数日日陰に置いてから徐々に日に当てていきます。

ルピナスの様子(11月)の画像

(11/3)

本葉が増えてきました。特に問題なく順調。

ルピナスの様子(1月)の画像

(1/1)

9cmポリポットに鉢増しました。

ルピナスの様子(2月)の画像

(2/25)

下に伸びるので、深型のポリポットに鉢増ししました。

ルピナスの様子(3月)の画像

(3/20)

葉が増えてきました。

ルピナスの様子(4月)の画像

(4/10)

霜の心配もなくなったので、ここらで庭に植え付けです。木漏れ日があたる場所です。

ルピナスの様子(4月)の画像

(4/29)

おっ!蕾が出てきました。

ルピナスの様子(5月)の画像

(5/1)

下の方から開花が始まりました。

ルピナスの様子(5月)の画像

(5/9)

全体が開花し、ラッセルらしい大きな花穂になっています。

 

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