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千鳥草(ラークスパー)

千鳥草の画像
千鳥草 ピンク

分類:キンポウゲ科、耐寒性一年草
学名:Consolida ajacis
原産地:ヨーロッパ
和名:チドリソウ
別名:ラークスパー
種まき時期:10月~11月上旬
開花時期:5月~6月
発芽適温:15℃~18℃
生育適温:20℃前後
発芽日数:10~15日
株間:15cm~20cm
覆土:5mm

千鳥草のタネ

デルフィニウムと姿が似ていますが、千鳥草は秋まきの一年草です。

発芽さえすれば育てやすい植物ですが、地温が25℃を超えると発芽が極端に悪くなりとのことなので、十分に涼しくなってからの種まきがよいです。

栽培のポイント

種まき

直根性で移植を嫌うため、直まきが適していますが、小苗のときに鉢上げすれば箱まきもできます。

直まきの場合、セルトレー、ジフィーセブン、ポリポットなどを使い、2~3粒ずつまきます。

種子は嫌光性なので、タネか隠れるように覆土しましょう。目安は5mmです。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

育苗・管理

随時間引きし、本葉が3~4枚になったら定植の適期です。日当たりと水はけのよい場所に植え付けましょう。

暖かい場所では早めに植え付け、本格的に寒くなる前にしっかりと根を張らせますが、強い霜や寒風が当たるような場所では霜よけすると安心です。

わがやでは地植えする苗は霜の当たらない場所で越冬させ、早春に植え付けるようにしています。

春になって暖かくなってくると茎が伸びてくるので早めに支柱をしておきましょう。

病害虫

育苗中に立枯病が出ることがあるので、種まきには清潔な用土を使いましょう。

 

栽培記録(2015年)

まとめ

【品種】:千鳥草「ザ・ブルー」(タキイ)
【特徴】:花穂が長くボリュームがあるタイプ
【播種日】:2015年10月5日
【発芽までの日数】:約2週間

前年の株から採取したタネを使って種まきをしました。

種まきは10月の上旬でしたが、発芽地温が15℃~18℃と低いためか発芽に時間がかかりました。

今回は箱蒔き、用土は赤玉極小粒。表面をならしてから竹串で等間隔に穴を空け、一粒づつ点蒔きし、戸外の日陰で発芽を待ちました。

4月に入ってから鉢植えの株が1つ、葉先が黄色くなって枯死してしまいました。なんだろう?千鳥草の苗が枯れたのは初めてです。

栽培記録

千鳥草の様子(10月)の画像

(10/24)

子葉が開き始めました。ちょっと時間がかかりましたが、発芽率は60%ぐらい。

千鳥草の様子(11月)の画像

(11/5)

子葉が開き切りました。ここらで鉢上げすることにします。

千鳥草の様子(11月)の画像

(11/5)

7.5cmポリポットに1芽づつ鉢上げしました。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

底面給水させて数日日陰に置いてから徐々に日に当てていきます。

千鳥草の様子(11月)の画像

(11/22)

本葉が出てきました。切れ込みのある特徴的な葉です。

千鳥草の様子(12月)の画像

(12/25)

本葉が増えてきました。ここまで順調。

千鳥草の様子(1月)の画像

(1/15)

大きくなってきたので9cmポリポットに鉢増ししました。

寒さが厳しくなってきたので強い霜の当たらない軒下の日向で管理。

千鳥草の様子(3月)の画像

(3/4)

今年は例年ほど寒さが厳しくないのでちょっと早いですが花壇と鉢に植え付けました。

写真は花壇の方。

千鳥草の様子(4月)の画像

(4/4)

草丈15cmぐらいになってきました。とりあえず順調。

写真は鉢植えの方。

千鳥草の様子(5月)の画像

(5/9)

開花が始まりました。今のところ全部濃いブルーです。

 

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