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イベリス・ウンベラータ

イベリス・キャンディケーンの画像
イベリス・キャンディケーン

分類:アブラナ科 耐寒性一年草
学名:iberis umbellata
別名:キャンディタフト、マガリバナ
草丈:20cm~60cm
花序経:約5cm
原産地:南ヨーロッパ
種まき時期:9月~10月
開花時期:4月~7月
発芽適温:20℃前後
生育適温:
発芽日数:日
株間:25cm
覆土:5mm

イベリスのタネ

イベリスのなかでもウンベラータ種(I. umbellata)は一年草のタイプで、タネからも育てやすい種です。そういえば園芸店では苗はあんまり見たことないです。

イベリスというとやっぱり宿根イベリスと呼ばれるセンパビレンス種(I. sempervirens)がポピュラーですね。

ウンベラータ種の種子は、イベリスの別名であるはキャンディタフトという名前で出ていますが、キャンディーケーンという品種もあります。

キャディタフトのほうは草丈30cm前後、キャンディーケーンのほうは草丈60cm前後となっているので、同じウンベラータでもちょっと品種が違うのかもしれません。

栽培のポイント

種まき

タネは小さめなので、「箱まき」が適していますが、ポリポットやジフィーセブンに直接タネをまく「ポットまき」もできます。

タネのまき方は、箱まきなら「ばらまき」か「点まき」がよいでしょう。

ポットまきの場合は、3~4粒まくとよいと思います。

播種後は5mmほど覆土し、底面給水させて発芽を待ちましょう。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

箱まきの場合、発芽したらよく日に当て、本葉が2~3枚になったころに一本ずつ丁寧にポリポットなどに鉢上げします。

寒さが厳しくなる前に、日当たりと水はけのよい場所に植え付け、しっかりと根を張らせます。

早春のころ、茎が上に伸びてくるので支柱やフラワーガードで倒伏しないようにしましょう。

病害虫

特にありませんが、アブラムシやアオムシがつくことがあるようです。

 

栽培記録(2014年)

まとめ

【品種】:イベリス・キャンディケーン
【特徴】:パステルカラーで高性の切り花向き品種
【播種日】:2015年9月16日
【発芽までの日数】:約6日

今回は箱まき、用土はココピートをメインにした軽い混合土。表面をならしてからバラまきし、戸外の日陰で発芽を待ちました。

鉢上げしたらよく日に当て、しばらくポリポットで管理、植え場所が決まらず植え付けは翌年の早春になりました。

途中2度ほど摘心しましたが、そのおかげか枝数が増えて豪華に咲きました。摘心というより上部5cmぐらいをバッサリ切り戻した感じです。

草丈は摘心のためか最終的に40cm~50cm程度でした。本来は60cmだそうです。

植え付けまでは液肥を時々あげた程度で、追肥はしていません。

栽培記録

イベリスの様子(9月)の画像

(9/23)

子葉が開き切りました。発芽率は60%ぐらいな感じです。

イベリスの様子(10月)の画像

(10/13)

ちょっと徒長気味ですが、本葉が2枚になったのでここらで鉢上げします。

イベリスの様子(10月)の画像

(10/13)

7.5cmポリポットに1芽づつ鉢上げしました。徒長しているときは首元まで用土に埋めます。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

底面給水させて数日日陰に置いてから徐々に日に当てていきます。

イベリスの様子(11月)の画像

(11/4)

本葉の数が増えてきました。けっこう丈夫です。

イベリスの様子(12月)の画像

(12/2)

葉が増えてきました。順調に育っています。そろそろ霜避けのため、ベランダの簡易ビニール温室に入れます。

イベリスの様子(1月)の画像

(1/3)

根が回ってきたので9cmポリポットに鉢増ししました。順調に育っています。

イベリスの様子(3月)の画像

(3/24)

どこに植えようか迷っていてちょっと遅れましたが3月も下旬に入ったので植え付けです。日当たりのよい花壇に植えつけてみました。

イベリスの様子(5月)の画像

(5/15)

草丈30cm程度、やっと花が咲き始めました。

 

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