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パンジー&ビオラ

ビオラ
フローラルパワー・
クリームパープルウイング

分類:スミレ科、耐寒性一年草
学名:Viola x wittrockiana
和名:サンシキスミレ
原産地:ヨーロッパ中北部
種まき時期:8月中旬~9月中旬
開花時期:11月~6月
発芽適温:20℃前後
生育適温:5℃~20℃
発芽日数:10~14日
株間:15cm~20cm
覆土:タネが隠れる程度

パンジー&ビオラのタネ

お花が少なくなる冬、カラフルな花を咲かせるパンジーやビオラは貴重なお花ですね。寄せ植えやハンギングなどでも楽しめるし、春になればいっそう株が大きくなり、梅雨に入るまで楽しめます。

苗を購入するのもよいのですが、苗で売られている種類はほんの一部、もっと沢山のカラフルなパンジーやビオラがあるんですよ♪

自分の好みの色や形のパンジー、ビオラを探してまいてみるのも楽しいですよ(^-^)/

また、パンジーとビオラの違いは花の大きさだけ、育て方には特に違いはありません。

花数と花付きビオラの方がよいですが、ナチュレシリーズなど小輪のパンジーも花付きが抜群です。

また、華やかさがほしい場合はフリフリのパンジーなんかがおすすめですよ。

栽培のポイント

種まき

パンジー&ビオラを年内に咲かせるにはお盆明けから8月末頃までに種まきするのが一般的です。この時期は播種が1週間遅れると開花は1ヶ月遅れるといわれるほど微妙なんです。

まだ暑い8月に種まきするということで、適温にするため、まき床を冷やしたりする方法をよく見かけますが、わが家では30度を超す酷暑でも、室内の冷暗な場所や、屋外の風通しのよい日陰で管理すれば、1週間ほどで発芽しています。意外に発芽温度には幅があるのかもしれませんね。

ちなみにわが家ではタネは全て冷蔵庫の野菜室で保存しています。これも関係あるのかな?

一般的にはピートバンや種まき専用土にまくのが安全です。パンジー&ビオラの発芽率はけっこう良く、雑種であるF1品種なら発芽も成長もそろい育てやすいでおすすめです。

といっても最近はほとんどがF1ですね。

まき方ですが、バラまきよりも間隔をとって一粒ずつ点まきしたほうが後々よいです。

ピンセットでもよいですが、竹串の先をちょっと水につけて湿らせ、種をくっつけてまき床に押し付けるとうまくまけますよ。

その他にも、ジフィーセブンやセルトレーに直接種をまく方法があります。発芽率がよいので、セルトレーの場合はタネの節約のため、各セルに一粒まきが一般的です。

ジフィーセブンの場合は、ジフィー自体が安くはないので一粒まきで発芽しなかった場合はちょっともったいないかな。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したら徒長しないように日に当てるのですが、真夏の直射日光に当てたらひとたまりもありませんので、すだれや遮光ネットで半日陰にしてあげます。

9月になり本葉が2~3枚になったらジフィーセブンやポリポットなどに丁寧に鉢上げします。まだ暑いので、できるだけ根を切らないようにピンセットや割り箸で苗を抜くのですが、抜くというより、まき床ごとごっそり掘り上げる感じで...

鉢上げ先の用土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすのかうまく育たないことがありました。

その点、ジフィーセブン(栽培記録の真ん中の写真↓)は優秀です。育苗には最適の苗床で失敗がほとんどなかったので、初心者さんにはおすすめです。

ジフィーセブンに移植したら、底面給水させ、無肥料で育てます。そしてネットから根が出てきたらポリポットに再度移植するか、またはプランター植えつけてしまいます。このときは用土は普通の園芸用土でも大丈夫です。

病害虫

育苗中によく発生するのがハダニです。ハダニは高温と乾燥が続く時期によく発生します。私は薬剤は使用しないので、時々霧吹きしたりして、乾燥させないようにしています。

 

栽培記録(2018年)

まとめ

【品種】:いろいろ
【播種日】:2018年8月20日
【発芽までの日数】:約1週間

今年は鹿沼土の極小粒にバラまきしてみました。

栽培記録

ビオラの発芽の画像

(9/20)

うぎゃ~!まき床があふれそうになってます。鉢上げ前の様子。

ビオラの画像

(9/20)

あまりに多いので、6cmポリポットに2~3芽ずつ鉢上げしました。
鉢上げ用土は赤玉(6)+市販の軽めの培養土(4)。

底面給水させて数日日陰で管理し、少しずつ日に当てていきます。

ビオラの画像

(10/17)

間引きを兼ねて、7.5cmポリポットに鉢増ししました。

ビオラの画像

(11/17)

花が咲いてきたので、9cmポリポットに鉢増ししました。

この時点で、いくつか成長不良の苗を育苗断念。

ビオラの画像

(12/22)

9cmポリポットに根が回ってきました。

今年は比較的調子がよいですね。

ビオラの画像

(1/5)

鉢に植えつけ開始です。

霜柱が立つ今の季節は、地植えはできないし、暖かくなるとダンゴムシのエサになってしまうので、鉢のみです。

 

栽培記録(2014年)

まとめ

【品種】:いろいろ
【播種日】:2014年8月21日
【発芽までの日数】:約1週間

今年は基本通り、ピートバンに蒔いてみました。ピートバンをお湯で戻し、底に穴を空けたお豆腐のパックに小分けにして、品種ごとに蒔きました。

本葉が出てからもしばらく育てるため、2cm前後の間隔を空けて一粒ずつ点蒔きしました。

最初の鉢上げはちょっと遅れてしまった!本葉が4~5枚のものもあります。根が絡みやすくて大変でした(汗)...

その後、今年はハダニの被害が多く、ダメになる株もたくさんありました。

栽培記録

ビオラの発芽の画像

播種後約1週間(8/28)

双葉が開きました

ビオラの本葉が出た様子の画像

(9/8)

本葉が出てきました

ビオラの本葉が増えた様子の画像

(9/21)

鉢上げ前

ビオラの仮移植の画像

(9/21)

6cmポリポットに鉢上げ

ビオラの様子の画像

(10/17)

本葉が増えてきました

7.5cmポリポットに鉢上げ

ビオラの様子の画像

(11/20)

9cmポリポットに鉢上げ

ビオラの様子の画像

(11/23)

花が咲き始める株もあります

 

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