花と雑貨の情報館

花と雑貨の情報館へようこそ。ガーデニングや庭づくり、ガーデン雑貨などの情報を発信しています。

トップ > シェードガーデンの草花 > シェードガーデンでお花を楽しむ

シェードガーデでお花を楽しむ

シェードガーデン
木陰のクリスマスローズ

どこのお庭やベランダにも日陰はつきもの。

ひとことで"日陰"といっても全く日の当たらない薄暗い場所から、木陰などの半日陰、直射日光は当たらないけど明るい日陰など様々あります。

いろいろと探しているうちに、日陰には、その明るさの程度によって適した草花があることがわかってきました。

シェードガーデンでは葉を楽しむ植物が多いのですが、中にはアジサイのように花を楽しむことができる植物もあります。

このコーナーでは、日陰でも花を観賞できる植物を少しずつご紹介していきます。

 

クリスマスローズ(ヘラボレス)

クリスマスローズ
クリスマスローズ

シェードガーデンの花の代表とも言えるのがクリスマスローズ。

花の少ない早春から咲いてくれる貴重なお花です。

原種から交雑種まで沢山の品種があり、特にダブル咲き(八重咲き)の品種はとても華やかです。

大株に育てば沢山のお花を付けてくれるので、日陰の庭でも育てがいのあるお花ですよ♪

クリスマスローズのコーナーはこちら>>

 

インパチェンス

インパチェンス
インパチェンス

寒さに弱いため一年草扱いとなっていますが、初夏から秋まで長く咲く非耐寒性の多年草です。

日向から日陰までOKになってますが、真夏の強烈な直射日光は苦手なので、夏の間は明るい日陰か木陰などの半日陰がおすすめです。

インパチェンスのコーナーはこちら>>

 

レーマニア・エラータ(レーマンニア)

北玄関のレーマニア・エラータ
レーマニア・エラータ

開花期:5月~6月
草丈:30~60cm
性質:ゴマノハグサ科、耐寒性宿根草

別名「チャイニーズフォックスグローブ」。花径4~5cmの鮮やかな赤紫色で筒状の花が特徴です。

何年か前にタキイからネット通販で購入しました。日陰に強い花ということで、すぐに北側の花壇に地植えにしたのですが、ランナーを出してどんどん広がるので一旦掘り上げ、鉢植えにしました。

耐寒性はかなり強いようですが夏の暑さと直射日光は苦手とのことですので、日陰から半日陰に植えるのがよいと思いますよ。シェードガーデンにおすすめの存在感のあるお花です!

レーマニアの苗

 

アネモネ・パルマータ

木陰のアネモネ・パルマータ
アネモネ・パルマータ

開花期:春と秋
草丈:20~30cm前後
性質:キンポウゲ科、耐寒性宿根草(-20度らしい)

白いお花が多い原種系アネモネのなかで、クリームイエローの花を咲かせるのがパルマータです。一見アネモネというより秋明菊(シュウメイギク)に似てますよね。

わが家では北側の明るい日陰と南側の木陰に植えていますが、どちらも元気です。花径4cm前後で小さい花ではないのですが、原種らしく控えめなので、よーく見ないと咲いているのに気づかないこともあるんです(^-^;)

気がつくとこぼれ種が発芽して増えていたりするので、春にそっと掘り上げて適切な場所に移植することもよくあります。ナチュラルでかわいらしいお花ですよ。

アネモネ・パルマータの苗

同じ原種系でシルベストリスというのもありますよ。こちらは白いお花になります。

シルベストリスの苗を見てみる

 

ツワブキ

ツワブキ
ツワブキ

開花期:晩秋
草丈:30cm前後(花茎は50cm前後)
性質:キク科、耐寒性宿根草

ツサブキは和風のお庭でも馴染みが深い、丈夫で育てやすい宿根草です。

晩秋に花茎を立ち上げて咲く黄色いお花は割と大きめで、地味になりがちなシェードガーデンに明かりがともったように、くっきりと浮かび上がります。

また、ツヤのある大きな葉もとても美しく、黄色い斑点のあるものや、白い斑入りの品種などがあり、カラーリーフとしても使えます。

夏の強烈な日差しで葉焼けしないように、日陰から半日陰で管理するのがおすすめです。

ツワブキの苗

 

シュウメイギク(秋明菊)

八重のシュウメイギク(秋明菊)
八重の秋明菊

開花期:9月~11月(地域による)
草丈:50cm~1m前後
性質:キンポウゲ科、耐寒性宿根草

白やピンクの清楚な花を咲かせる、代表的な秋のお花です。わが家では例年、10月の中旬ごろから開花が始まります。

キクという名前が付いていますが、アネモネの仲間です。お花の形も上記のアネモネ・パルマータに似ていますね。

シンプルな一重咲きが一般的ですが、八重咲き品種もあります。

植え場所は半日陰がベスト。鉢植えの場合は夏場に西日が当たらない場所に移動しましょう。

また、夏の高温で極端に乾燥させると葉が傷んで花付きが悪くなるので、水遣りにも注意しましょう。

シュウメイギクのコーナーはこちら>>

 

アスチルベ

開花期:5月~7月(地域による)
草丈:30cm~1m前後
性質:ユキノシタ科、耐寒性宿根草

切れ込みの深い葉に、白やピンク、赤などのフワフワしたお花が咲く宿根草です。

日向から半日陰まで植えることができますが、真夏の高温で乾燥すると株が弱るので、半日陰になる場所で、水切れしなように注意が必要です。

わが家にもいくつか植えていますが、木陰でも夏の乾燥が激しいせいか、花が付かないことがあります。

アスチルベの苗

 

タイツリソウ(ケマンソウ、ディセントラ)

タイツリソウ(ケマンソウ)
タイツリソウ(ケマンソウ)

開花期:4月~5月(地域による)
草丈:40cm~60cm
性質:ケシ科、耐寒性宿根草

タイツリソウ、ケマンソウ、学名のディセントラなど様々な名前でよばれますが、釣竿に小さな魚が沢山ぶら下がっているような、とても可愛らしいお花をつける宿根草です。

色は白とピンクが一般的ですが、赤い品種もあるようですね。

夏の強い直射日光と極端な乾燥に弱いため、植え場所は木陰などの半日陰がベストです。

早ければ夏には葉が枯れて地上部がほとんどなくなり休眠に入ります。

タイツリソウの苗

 

アマドコロ/ナルコユリ

斑入りアマドコロ
斑入りアマドコロ

開花期:4月~5月(地域による)
草丈:30cm~60cm
性質:ユリ科、耐寒性宿根草

スズランのように、白い釣鐘状の小さな花をつける宿根草です。

斑入り葉の品種がよく出回っており、明るいグリーンと白のコントラストが美しく、シェードガーデンのカラーリーフとしても使えます。

本来はアマドコロとナルコユリとは別の種類だそうですが、非常に似ているため区別なく名前をつけて流通していることが多いそうです。

植え場所は水はけの良い半日陰から明るい日陰がベストです。とても丈夫なので、ほおっておいてもよく増えてくれます。

アマドコロの苗

 

アストランティア

開花期:6月~9月(地域による)
草丈:30cm~80cm
性質:セリ科、耐寒性宿根草

すっと伸びた茎にふんわりとした花を咲かせ、切れ込みの深い葉も美しい耐寒性宿根草です。

寒さには強く、比較的湿った場所を好みますが、夏の高温多湿には弱いため、木陰などの風通しのよい半日陰で極端に乾燥しない場所が適しています。

わが家ではこの条件が厳しいため未だに育てたことがないのですが、お花がとても気に入っているので挑戦したいです♪

アストランティアのコーナーはこちら>>

 

カテゴリー

2981960

ページのトップへ戻る