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洋ギク(洋菊)

ガーデンマム
ガーデンマム

分類:キク科、耐寒性多年草
学名:Dendranthema × grandiflorum
和名:ポットマム、クッションマムなど
原産地:中国、日本
日照:日向
耐寒性:強
耐暑性:強
花色:白、ピンク、黄色、オレンジ、複色
花径:3~5cm
草丈:30~60cm
開花時期:10~12月

園芸店では秋になると様々な種類の菊(キク)が並ぶようになります。

今まであまり意識せずに育てていたのですが、調べてみると品種もいろいろあることがわかりました。

キクは本来中国原産の多年草で、その後日本で改良されたのが和ギク、さらに日本や中国から欧米にもたらされて改良されたのが洋ギクとのことです。

また開花期も幅広く、5月~翌年1月まで長い間楽しむことができ、開花の時期によって夏菊、秋菊、寒菊といったように分類されています。

キクは短日性植物なので秋の開花が普通なのかと思っていましたが、夏から咲く品種があるとは知りませんでした。

ここでは主に鉢植えや花壇などで育てやすい洋ギクについてご紹介したいと思います。

洋ギクには小輪、矮性で花付きのよいポットマムや切り花に適したスプレーマム、庭植えに適したガーデンマムなどがあります。

咲き方はポンポン咲き、アネモネ咲き、ダリア咲き、スプーン咲きなど様々、花色も豊富で多種多様な品種があります。

育て方のポイント

日常の管理

ガーデンマム
ガーデンマム

日当たりを好むので置き場所は日向です。鉢植えの場合、真冬以外は水枯れしやすいので乾いたら鉢から流れ出るまでたっぷりあげます。

また、開花中は花が終わったら花がら摘みを行います。小輪で多花性の場合はかなりめんどくさいですが、花のすぐ下にも蕾が用意されているので、できれば摘んだ方が良いです。

花が全体的に終わったら地際あたりからバッサリ切り戻します。

摘芯

キクは摘芯が大事です。ほっておくとたいていの品種はどんどん上に伸びてしまいます。

矮性の品種もありますが、多くは矮化剤で小さく仕立てているので、翌年驚くことになります。

開花期によって摘芯の時期が異なりますが、4月ごろから開花の2か月前までを目安に何度か摘芯を行い枝数を増やします。

さらに秋菊・寒菊の摘芯は7月いっぱいで最後にします。ここ大事です!

ちなみに上の写真の時は2回摘芯を行いました。

施肥

けっこう肥料食いのようです。鉢植えの場合は元肥に緩効性化成肥料、つぼみが付き始めたらリン酸分が多めの液肥を与える、庭植えは緩効性化成肥料だけでよいようです。

冬至芽の処理

晩秋になると株もとから地べたに張り付くように葉が出てきます。これを冬至芽(とうじめ)と呼びます。

この冬至芽が翌年花をつける枝になるので、これを育てていくことになります。

この際、そのまま越冬させる方法と、株分けしてから越冬させる方法があります。

株分けは冬至芽に根を付けた状態で切り離し、ポットや庭に植え付けます。

ところで、キクは連作障害が出るとよく聞きます。

上の写真はもうポット苗で購入してから15年近くなるガーデンマムなんですが、写真は2010年秋の様子。かなりの大株です。

この翌年に場所を移してから3年ぐらい同じ場所に植えっぱなしにしていたところ、年々花付きが悪くなってしまいました。

現在は毎年必ず株分けや挿し木で新しい株に更新するようにしています。

増やし方

上記のように冬至芽を株分けするほか、挿し木でも増やすことができます。

時期は夏菊が9月頃、秋菊や寒菊は5月ごろが適期です。

 

洋ギク(洋菊)を探す

探し方のポイント

上記のように洋ギクには主に小輪、矮性で花付きのよいポットマム、切り花に適したスプレーマム、雨に強く庭植えに適したガーデンマムなどがあります。

ただあまり明確な決まりはないようで、商品名として付けているようなものもあります。また、ポットマムといいながら矮化剤で小さくしているだけのものもあるので、翌年の姿は育ててみないとわからないのです。

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