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バラ栽培の便利ツール

トレリスとバラ
トレリスに仕立てた鉢植えのバラ

バラを育てていると、こんなのあると便利だな~なんて思うことが多々ありませんか?

日本でもバラの愛好家が増えるにつれ、もっと楽に、そしてもっと上手にバラを栽培するためのツールや資材がいろいろと登場しているようです。

栽培するための道具や用土、飾るためのエクステリアやツールなど、バラに関する様々な用具を集めてみました。

 

バラに適した鉢

スリット鉢

バラは木なので、鉢栽培にはある程度大きな鉢が必要です。最初は通気性のよいテラコッタなど素焼き鉢を使っていましたが、これが重いのなんの。

植え替えや移動時がしんどいので、最近はスリット鉢などバラ栽培に適したプラスチックの鉢を使ってます。

スリット鉢は見た目はちょっとアレですが、いわゆる根が鉢の中でグルグルまわってしまうサークリング現象を回避し、根の生育をよくしてくれる優れもの。バラだけでなく植物全般に最適です。

実際、わがやでもスリット鉢を使うようになってからバラの鉢栽培がうまくいくようになりました。

バラのシーズンのときだけは、スリット鉢ごと一回り大きなおしゃれなテラコッタにスポッと入れて飾っています。

スリット鉢

バラ鉢

害虫の侵入や、夏場の暑さや蒸れを防止するために上げ底になっているものが多く、排水性や通気性がよいのでそのまま置くことができます。

最も有名なのがRichell(リッチェル)のバラ鉢で、かつてはRHSJ(英国王立園芸協会日本支部)の推奨品に認定されていました(残念ながらRHSJは2015年に解散となっています)。

特徴は、円筒形の深鉢で根が張りやすく、傾斜のある排水穴が水の通りをよくし、排水性を高めていること。そしてデザインもおしゃれでそのまま飾れるのが嬉しいですね。

バラ鉢

 

バラの専用土

個人的には今のところ「○○専用培養土」というのは使ったことがないのですが、やはりバラ栽培の専門家が配合した培養土は安心して使えると思います。

特にバラ初心者や、環境の問題などで栽培が思うようにいかない場合など、まず土から見直してみるのもひとつの方法です。

植物にとって「土」はとても大事です。最初から思い込みでテキトーにやっていると、私のように失敗して枯らしてしまうこともありますからね...

バラの専用土

 

バラの肥料

バラ専用の肥料は高価なものから手ごろな価格のものまで幅広くありますが、正直言って、今だにどれがベストなのかかわかりません。

個人的に試してみたことがある大手の商品は「バイオゴールドセレクション」、「花ごころ バラの肥料」などです。前者は大きめの粒状、後者はペレット状なので手が汚れず使いやすいです。値段は大違いですが、肥料としては大きな違いは感じませんでした。

鉢栽培の場合は一年を通して適切な時期に適切な量をきちんと与えることの方が重要な気がします。

また有機成分が多く含まれる肥料の場合、中にはやや匂いがするものもあるので、ベランダなど狭い場所で使用するときは、匂いが気になる方はあらかじめ確認しておきましょう。

バラの肥料

 

コガネムシ予防

ヤシ繊維マット

鉢栽培の強敵といば、コガネムシの幼虫。みなさん、悩んでますよね (ノД`)。

調べてみるとドウガネブイブイなどのコガネムシ類は土中にもぐって産卵するとのことなので、土に触れさせないようにするのが大切です。

余談ですが、バラの花を食べてるコガネを捕殺しようとして誤って土に落としたところ、超高速で土にもぐり始めたんですよ!あまりに速くて危うく逃すところ。初めて土にもぐるコガネを見ましたよ!

さて、薬剤を使わない場合、今のところ一番効果があるのは鉢にマルチングをすることです。

マルチというと、腐葉土やチップ類で土の表面を覆うことを思いつくかもしれませんが、これはダメです。

腐葉土なんて「コガネムシさんいらっしゃ~い♪」みたいなもんです。だってコガネムシの幼虫たちは腐葉土が大好物なんですから。

チップ類はある程度大きなものを厚く敷き詰めなければ苦にせずもぐって産卵してしまいます。

効果的な方法としては、不織布やヤシ繊維マット、目の細かい鉢底ネットなどで"隙間なく"表面をマルチングするというものです。

自分で作ってもよいですが、鉢サイズに合わせた市販の資材もあるのでこちらを使うと便利ですよ。

こちらはおなじみのヤシ繊維で作られたマットです。

ヤシ円盤マット

コガネガード

こちらはコガネガードというマルチング用の鉢キャップです。ありそうでなかったコガネムシ防止用のマルチ素材です。

不織布なので見ためはアレですが、バッチリ防げそうですね。夏場の乾燥や雑草よけにも役に立ちそうです。

コガネガード

 

つるバラの誘引に使う小物

麻ひも

つるバラの誘引に欠かせないのが「つる」を固定するためのヒモです。細い枝にはビニタイを使ったりしますが、個人的にはやっぱり麻ひもが一番しっくりきます。

適度な摩擦があるので縛りやすいし、枝を傷めないように微妙にしめつけ具合を加減することができます。

麻ひもは普通は生成り色ですが、わたしが愛用している英国ナッツシーンの麻ひもはカラフルで、バラの枝になじむカラーがあるのでとても重宝しています。

バラだけでなく他の植物にも使うので、ブラウンとグリーンの2色を常備しています。

ナッツシーンの麻ひものコーナーはこちらにも>>

ナッツシーンの麻ひも

ソフトタイ

スチールワイヤーをソフトなTPR樹脂でコーティングした園芸用のワイヤーです。やわらかバンドとかソフトタイなどと呼ばれています。

表面が柔らかく植物を傷つけないのでつるバラやクレマチスなどのつる性の植物の誘引に適しています。

カラーもグリーンや茶色など色々あり、太さも数種類あるので支柱の結束など庭でいろいろと使えそうです。

私は支柱に植物を括りつけたり支柱同士を結束するときに使ってますが、滑りにくいしアースカラーがおしゃれで気に入っています。

ソフトタイ

ローズスタイリスト

これはアイディア商品ですね。バラの「ベッド仕立て」に使うみたいですが、フェンスや壁がない場合につるバラを横に誘引するのにも使えますね。

上を向く枝を下に、下に垂れる枝を上に固定したり、つるバラだけでなく工夫次第でいろいろなシーンに役に立ちそうです。

ベルツモアジャパンの製品なので、日本製で品質は確かです。

ローズスタイリスト

 

支柱

スタンドアップガード

まさにこういうの欲しかったっていう商品の一つです。風雨や雪で枝がたわんだり倒れたりするのを防ぐのにピッタリです。

棒状の支柱だといちいち縛らなくちゃならないのでけっこう面倒だし、棒が突き出して見た目もあまりよくないし...

こちらは丸みを帯びたシェイプがやわらかで上品な感じがするのがよいですね。サイズもSからLまであります。

もちろんバラだけでなく、丈が高くなるいろんな植物にも使えると思います。

スタンドアップガード

フラワーガード

こちらはバラ栽培を目的にしたものではないのですが、汎用性があって様々な植物に使えます。

植物の自然な反り具合を邪魔せず、目だたないので、ナチュラルガーデンにもおすすめです。

写真のフラワーガードは小型のトレリスとして使っている方もいるようですが、鉢の後方に刺しておくだけもけっこう素敵です。

フラワーガード

こんなのあると便利!

花ささえ・ワンポイント支柱

比較的小型の植物を支えるグリーンで目立たないフラワーガードで、高さ調整できるものもあります。

 

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