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ベニジューム

ベニジューム(寒咲蛇の目菊)
ベニジューム 白

分類:キク科、耐寒性一年草
学名:Venidium fastuosum
和名:寒咲蛇の目菊
原産地:南アフリカ
種まき時期:9月~10月
開花時期:3月~5月
発芽適温:20℃前後
生育温度:
発芽日数:10日
株間:20cm
覆土:2mm

ベニジュームのタネ

ベニジウムはあまり流通していないようですね。マイナーなお花なのかもしれません (^-^;)

花色はオレンジと白で、中心部の黒褐色の大きな蛇の目模様がとても印象的なお花です。

種子は発芽率がよく、丈夫な植物なので、タネから育てやすいお花だと思います。

温暖地では秋まきが一般的ですが、寒地では春蒔きもできます。

発芽適温は意外と幅が広く、まだ暑さが残る9月中旬ごろでも問題なく発芽しています。

秋蒔きの場合は早春から咲くことになっていますが、環境によっては意外と早くから咲くようです。

わが家では9月の中旬にタネを蒔くと、12月には開花が始まりますが、ピークはやはり4月頃です。

栽培のポイント

種まき

温暖地の秋蒔きは9月~10月ごろ、寒地の春蒔きは3月~4月が蒔きどきです。

タネは小さめなので箱蒔きが適しており、蒔き床には市販の種まき専用土や赤玉極小粒、またはピートバンを使うとよいです。

蒔き床にタネが重ならないようにバラ蒔きし、タネが隠れる程度覆土、底面給水させて発芽まで日陰で管理します。

通常なら約1週間前後で発芽が始まります。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したら日に当て、本葉が2~3枚になったころ、一本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。

赤玉や腐葉土などの混合土に鉢上げする場合は、元肥として化成肥料を少量混ぜておくとよいです。

本葉が5~6枚程度になったら、遅くとも霜が降りる前の11月上旬ごろまでに定植します。

種子の説明によれば、耐寒性はそれほど強くはないということです。

庭植えの場合はできるだけ凍ったり強い霜があたるような場所は避け、日当たりがよく、水はけのよい場所に植え付けます。

地域によって寒さが心配な場合は、霜よけなどをしてもよいかもしれません。

春になると株が張ってくるので、株間は30cm前後程度とりましょう。

病害虫

秋蒔きの育苗中は寒い時期なので特に心配する病気や害虫はありませんが、春になり暖かくなると風通しの悪い場所ではアブラムシに注意が必要です。

 

栽培記録(2007年)

まとめ

【品種】:ベニジューム混合(タキイ)
【播種日】:2007年9月12日
【発芽までの日数】:約4日

ベニジュームは発芽率もよくとても育てやすかったです♪

この年は蒔き床に赤玉極小粒を使用、ポリポットにバラ蒔きし、屋外の日陰で発芽を待ちました。鉢上げには赤玉土と腐葉土の混合土を使いました。

栽培記録

ベニジュームの発芽(9月)

(9/20)

本葉が出てきたので1本づつジフィーセブンに鉢上げ

ベニジュームの発芽(10月)

(10/22)

本葉が6枚ほどになったので、日向の花壇に定植

ベニジュームの発芽(12月)

(12/6)

蕾がついてきました

ベニジュームの発芽(12月)

(12/12)

開花が始まりました

 

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