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ニコチアナ

パフューム ディープ パープル
パフューム ディープ パープル

分類:ナス科、一年草扱い
学名:Nicitiana
和名:ハナタバコ
原産地:南アメリカ
種まき時期:4月~5月
開花時期:7月~10月
発芽適温:20℃~25℃
生育適温:
発芽日数:
株間:20cm~30cm
覆土:ごく薄く
花茎:約4cm
草丈:30cm~60cm

ニコチアナのタネ

観賞用のニコチアナはハナタバコと言われる品種です。

本来多年草のようですが、寒さに弱いので春まきの一年草扱いとなっています。

草丈は30cm程の矮性から1mにもなる大型の品種までありますが、写真のパフュームディープパープルは50cm前後の中型です。

花色は白が人気のようですが、そのほかにもピンクや赤、パープルなど様々あります。

夏に暑さにも強く、比較的乾燥にも強いので、夏の花壇にもよく使われるようです。

一方、多湿には弱いらしく、植え場所は日当たりと水はけの良い場所が適しています。

栽培のポイント

種まき

蒔き時の適期は4月~5月ごろで、通常なら約10日前後で発芽が始まります。

タネはとても小さいので、まき床にピートバンや粒子の細かい種まき専用土を使用した箱蒔きが適しています。

小さい種子をバラ蒔きする場合は、種子が重ならないようにまんべんなく蒔きましょう。

名刺ほどの大きさの紙を縦に二つ折りにし、谷間に種子を入れ、紙を指で軽くトントン叩くようにして高い位置から種子を落とすと蒔きやすいです。

ニコチアナは好光性種子なので覆土はせず、底面給水させて明るい日陰で管理します。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したらよく日に当て、本葉が5~6枚になったころに一本ずつ丁寧に6cmポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。

一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。

鉢上げや仮移植の際、種まき専用土などの市販の培養土を使う場合は特に肥料は必要ありませんが、赤玉や腐葉土などで混合土を作る場合は元肥として化成肥料を少し混ぜておくとよいです。

ポリポットに根がまわったら、日当たりと水はけの良い場所に定植します。

病害虫

育苗中はナメクジの侵入に気を付けましょう。

 

栽培記録(2014年)

まとめ

【品種】:ニコチアナ パフューム ディープ パープル(サカタのタネ)
【播種日】:2014年4月7日
【発芽までの日数】:約10日

種まきにはココピートをメインに赤玉土と腐葉土などを混ぜた軽い混合土を使い、箱蒔き用の平鉢にバラ蒔きしました。

種まきは4月の上旬に戸外で行い、種子の説明通り10日ほどで双葉が開きました。

ところが気温が上がらなかったせいか、なかなか順調に本葉が出ず、6cmポリポットに鉢上げしたのは5月の末でした。

さらにここからも成長がとまったようにほとんど動きがなくしばらく静観。

7月に入り気温が上がったにもかかわらず、あまりに成長が遅いので、しびれを切らして7.5cmポリポットに鉢増ししてみました。

すると突然成長開始!8月に入るとさらに加速して、日々ぐんぐん大きく...

あっという間に開花してしまいました (・_・)

栽培記録

ニコチアナの発芽(4月)

播種後10日(4/17)

双葉が開きました

ニコチアナの様子(5月)

(5/20)

本葉がちょこっと見えてきました

ニコチアナの様子(6月)

(6/3)

ポリポットに2芽づつ鉢上げしてから数日後

ニコチアナの様子(8月)

(8/2)

本葉が増えてきました

ニコチアナの様子(8月)

(8/7)

蕾がほころび始めました

ニコチアナの様子(8月)

(8/9)

開花が始まりました

 

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