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ネメシア

ネメシア・ポエトリー
ネメシア・ポエトリー

分類:ゴマノハグサ科、非耐寒性一年草、多年草
学名:Nemesia strumosa(一年草)
   Nemesia caerulea (=N.foetens)(多年草)
原産地:南アフリカ
別名:ウンランモドキ
種まき時期:9月~10月
開花時期:12~6月
発芽適温:15℃~20℃
生育適温:
発芽日数:10日
株間:15cm~20cm
覆土:1mm

ネメシアのタネ

種から育てられるネメシアには一年草タイプと宿根草タイプがあります。

一般的に、一年草の方はカラフルで花が大きめですが耐寒性・耐暑性が弱く、夏には枯れてしまいます。

宿根タイプは花は小さめで花色も淡いパステル調ですが耐寒性が比較的強く、涼しく管理すれば夏越しできます。

どちらも種まきの方法は同じですが、個人的には宿根タイプが好みなので、宿根ネメシアの種まきしかしたことがないです。

宿根ネメシアの品種は現在のところ、アレンジミックス、ポエトリーミックスの2種。

発芽率ですが、私の経験では比較的よいです。

栽培のポイント

種まき

寒冷地以外は秋まきが基本で、9月~10月頃が蒔きどきです。

高温だと発芽しにくいので、涼しくなってから蒔きましょう。

タネはとても小さいので箱蒔きが適しており、蒔き床には市販の種まき専用土やピートバンを使うとよいです。

蒔き床にタネが重ならないようにバラ蒔きし、覆土はタネが隠れる程度。底面給水させて発芽まで日陰で管理します。

通常なら10日前後で発芽が始まります。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

発芽したら日に当て、本葉が2~3枚になったころ、1本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、育苗用の専用土かできるだけ肥料分の少ないほうが良いと思います。一般的な園芸用土は肥料分が多く、小さい苗が肥料やけをおこすことがあります。

赤玉や腐葉土などの混合土に鉢上げする場合は、元肥として化成肥料を少量混ぜておくとよいです。

植え付けは寒さが来る前に終わらせ、霜や寒風の当たらない暖かい日だまりで管理します。

宿根タイプは耐寒性が強いので、わが家では軒下の日当たりの良い花壇では特に霜よけはしていません。

ただ寒風が当たったり、強い霜が降りる場所への植え付けは春を待ったほうがよいです。

ポリポットなどで冬を越す場合は根詰まりに注意し、4号(12cm)鉢程度に鉢増して日当たりの良い暖かい屋外で管理しましょう。

冬の間も花を楽しめるので、わが家ではポットのままテラコッタなどに入れて飾るようにしています。

ポット苗は3月頃、花壇などに定植します。株間は20cm以上はとりましょう。

宿根ネメシアを春に庭に定植するときは、夏越しを考えて、予め半日陰や西日の当たらない場所に植えるよいです。

ネメシアは摘心しなくてもよいのですが、育苗中に各枝が3~4節になった頃、早めに一番上の節を摘心するとこんもりとなりますよ。

病害虫

秋蒔きの育苗中は寒い時期なので特に心配する病気や害虫はありません。

 

栽培記録(2015年)

まとめ

【品種】:ネメシア・アレンジミックス(サカタ)
【播種日】:2015年9月20日
【発芽までの日数】:約10日

蒔き床にはココピートをメインにした軽い混合土、鉢上げには赤玉土と腐葉土メインの混合土を使いました。

発芽率はまずまずでしたが、まだ少し暖かかったせいか発芽まで10日以上かかりました。

鉢上げ後、中心の茎が4節ほどになったときに摘心したところ、脇芽が増え、蕾もたくさんつきました。

栽培記録

ネメシアの様子(10月)

(10/13)

双葉がしっかりと開きました

ネメシアの鉢上げ(10月)

(10/13)

1芽ずつ7.5cmポットに鉢上げ

ネメシアの様子(11月)

(11/4)

本葉が増えてきました。

ネメシアの様子(11月)

(11/12)

9cmポットに鉢増し&摘心

ネメシアの様子(11月)

(11/22)

摘心後、こんもりとなってきました

ネメシアの様子(12月)

(12/14)

蕾が沢山ついてきました

ネメシアの様子(12月)

(12/14)

小さい株ですが、一部開花している苗も♪

ネメシアの様子(1月)

(1/3)

根が回ってきました。鉢植えはそろそろ定植OK。

 

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