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ギリア・レプタンサ

ギリア・レプタンサブルー
ギリア・レプタンサブルー

分類:ハナシノブ科、耐寒性一年草
学名:Gillia capitata
和名:玉咲姫ハナシノブ
原産地:北アメリカ
種まき時期:9月~10月中旬
開花時期:5月~7月
発芽適温:15℃前後
生育適温:5℃~25℃
発芽日数:6~8日
株間:20cm~30cm
覆土:5mm
草丈:70cm

ギリア・レプタンサのタネ

ギリアにはいろいろな品種がありますが、本種はルリタマアザミに似たボール状の鮮やかな青紫色の花を咲かせるお花です。

草丈は70cm前後まで伸び、茎が長くしっかりしているので切り花にも利用されているようです。

種子の袋の説明によれば、一株から6~8本の切り花が取れるそうですよ。

種子はビオラのタネにそっくりで、小さいと言えば小さいですが発芽率もよく、比較的まきやすいと思います。

耐寒性は強く、発芽地温も低めなので秋まきが基本のようです。

栽培のポイント

種まき

秋まきが基本で、9月上旬~10月中旬ごろがまきどきです。

タネは小さめなので箱まきが適しており、まき床には市販の種まき専用土や赤玉極小粒、またはピートバンを使うとよいです。

まき床にタネが重ならないようにバラまきし、タネが隠れる程度覆土、底面給水させて発芽まで日陰で管理します。

通常なら約1週間前後で発芽が始まります。

ジフィーセブン・ピートバンの使い方

どちらもピートモスを圧縮加工したもので、水で膨らまして使用する育苗資材です。

ジフィーセブン・ピートバンの詳しい説明はこちら>>

 

育苗・管理

ギリア・レプタンサブルー
ギリア・レプタンサブルー

発芽したら日に当て、本葉が2~3枚になったころ、一本ずつ丁寧にポリポットやジフィーセブンなどに鉢上げします。

鉢上げ用の土ですが、ギリアは多肥を嫌うとのことで、元肥を施していない用土に鉢上げし、液肥を毎週与えるとよいそうです。

私は赤玉や腐葉土などの混合土に鉢上げしてみましたが、よく育ちました。

本葉が5枚程度になったら、遅くとも霜が降りる前の11月上旬ごろまでに定植します。

庭植えの場合は、日当たりがよく、水はけのよい場所に植え付けます。

株が張ってくるので、株間は20cm以上はとりましょう。

病害虫

秋まきの育苗中は寒い時期なので特に心配する病気や害虫はありません。

 

栽培記録(2013年)

まとめ

【品種】:ギリア・レプタンサブルー
【播種日】:2013年9月25日
【発芽までの日数】:約5日

ギリアの種まき初挑戦です。

まき床にはココピートをメインにした軽い混合土、鉢上げには赤玉土と腐葉土メインの混合土を使いました。

発芽率はよく、鉢上げ後も順調で、冬の間もじわじわと成長、とても丈夫です。

記録は3月上旬までポット苗で管理してから定植したものですが、いくつか試しに11月頃に定植してみたところ、後者の方が大きく成長しました。

種子の説明にあるように寒さには強い印象です。

今回は初めてなのでポリポットで越冬させた苗が多かったのですが、むしろ冬の間の成長を阻害しないように、早めに植え付けてあげる方がよいと思いました。

栽培記録

ギリアの発芽(10月)

6日(10/1)

発芽し、双葉が開きました

ギリアの様子(10月)

(10/17)

本葉が出たので7.5cmポットに鉢上げ

ギリアの様子(12月)

(12/24)

本葉が増えてきました

ギリアの様子(1月)

(1/5)

9cmポットに鉢増し

ギリアの様子(3月)

(3/7)

庭に定植しました

ギリアの様子(4月)

(4/1)

茎が立ち上がってきました

ギリアの様子(4月)

(4/27)

開花が始まりました

 

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