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トゲの少ないバラ

バラ「ギスレーヌ ドゥ フェリゴンド」
ギスレーヌ ドゥ フェリゴンド

トゲのないバラを探している方はとても多いようですね。特に小さなお子さんのいるお宅などは危ないのでなおさらです。

しかし全くトゲのないつるつるのバラというとなかなか品種も限られるのが現状です。

よく取り上げられるのはモッコウバラ。たしかにキレイな花なんですが、う~ん、なんていうか、モッコウバラはモッコウバラ。ちょっと違うんですよね(^_^;)

バラを育てたいと思っている方にとってはやっぱり高島屋のバラとか、イングリッシュローズとか、これぞバラっていうのがいいんでしょうね。わかります...

実際、バラ苗や本、カタログなどにも個々の品種のトゲについて言及している場合がありますが、これがまた微妙...

「トゲが少なめ」などと書いてはありますが、これもどういう基準なのかよくわからないし、実際そのバラを手にしたときには感じ方に相当の個人差があるのではと思います。

そこで、ここでは個人的な経験から、なにかしらの参考になればとバラのトゲについて気が付いたことをいろいろと書いてみようと思います。あくまで個人的な意見です。

 

バラのトゲいろいろ

ジャスミーナのトゲ
ジャスミーナのトゲ

さてそのトゲですが、一口にトゲといってもいろんな種類があります。

勝手にいくつかの特徴を挙げるとすると、トゲの大きさ、トゲの付き方、そしてトゲの量の3つのポイントがあるのかなと思います。

まず大きさですが、大雑把に言えば太くて剛直なシュートには大きくて鋭いトゲが、細くてしなやかなシュートにはそれに見合った小ぶりのトゲがついています。

あたりまえのように思えるかもしれませんが、これは同じ株の中でもその枝の太さによって違ってくるという意味です。

ウインチェスター・キャセドラルのトゲ
ウインチェスター・キャセドラルのトゲ

そのほか、一つの枝にほぼ同じ大きさのトゲがつくもの、大きさが一定でないトゲが入り混じってつくものがあります。

ではトゲの付き方はどうでしょう。これも一様ではなく、トゲが規則正しくほぼ同じ間隔で整然と並んでいるもの、不規則についているものとがあります。

最後にトゲの量ですが、これも系統や品種によって異なります。つかむ場所がないほどにたくさんついているものもあれば、数センチ間隔でついているものもあります。

ちょっとわが家にあるバラを見てみましょう。

コーネリアのトゲ
コーネリアのトゲ

一番上の写真はつるバラのジャスミーナですが、太いシュートには高さ1cm弱の大きなトゲが規則正しく、狭い間隔で生えています。取扱い注意のバラです。

右上はイングリッシュローズのウインチェスター・キャセドラル。半つるなのでシュートは比較的細めですが、大きさが不規則なトゲがびっしりです。

左のコーネリアはシュートが細めでしなやか、中央に見える鉛筆程の太さの枝には5cm以上の間隔を空けて小ぶりのトゲが生えています。わりと扱いやすいバラです。

また、枝だけでなく葉の付け根にも小さなトゲのようなイガイガがついているバラもあるんですよね。どうでしょう?ほんと、多種多様です。

これらの特徴は同一の株でもその部位によってやや異なることがあるので、あくまでも「傾向」で、株全体が均一の状態というわけでもないです。

 

トゲの少ないバラとは

アイスバーグ
アイスバーグ

上記のように「トゲの少ない」という表記はとてもあいまいです。同じ品種でも、店舗や生産元によってトゲが少ないと書いてあったりなかったり。品種を選ぶ際には大いに悩むところです。

基準が明確でないのでそういうことになるのも仕方ないのですが、トゲが少ないバラに分類されている品種のいくつかを実際に観察してみると、おおまかなパターンがあるようです。

それはまさに上で挙げた3つのポイント、トゲの大きさ、トゲの付き方、そしてトゲの量。これらのポイントの組み合わせで比較的扱いやすいかどうか判断しているように思えます。

扱いにくさ最上級は、一番ごっついシュートをもつラージ・フラワード・クライマー(LCL)のトゲではないかと。

アイスバーグのトゲ
アイスバーグのトゲ

では、わが家にあるバラでトゲが少ないに該当する品種をちょっと観察してみます。

まずはトゲの少ないバラとしてよく登場するアイスバーグ。LCLに比べればシュートもやや細めでしなやかなので、トゲも小さめ、鉛筆より細い枝にはトゲはほとんど見当たりません。

左写真は鉛筆よりやや太い枝のトゲ。4cm前後の間隔を空けて5mm程度のトゲが生えています。

つまり比較的トゲが小さく、全体的にみれば量が少ないということなのでしょう。しかし、太めの枝にはしっかりトゲがあるので、やはり注意が必要です。

次はスヴニール・デュ・ドクトル・ジャメイン。やはり比較的枝が細いためトゲが小さめ、またトゲの付き方ですが、わがやのは5cm前後の間隔を空けて生えているので量も少ないといえます。

レッドキャスケードのトゲ
レッドキャスケードのトゲ

もう一つ、ミニチュアクライミングのレッドキャスケード。ミニチュアなのでトゲは小さいものの、細枝にもトゲがあり、数センチ間隔に不規則にまんべんなくある感じです。

右写真は鉛筆程の太さのシュートです。トゲ先が細くなっていてけっこう鋭いです。

これらは最上級からみれば随分扱いやすいわけですが、初めてバラを扱う人にとってはトゲが少ないとは言い難いかもしれません。

購入者が考える「トゲの少ない」は、怪我しない扱いやすいバラということなのですが、必ずしもそうではないと思いましょう。

 

トゲの無いバラ

本当にトゲはないのか

ユキコ
ユキコ

モッコウバラにもトゲのある品種があるし、100%トゲ、あるいはトゲらしきものがない品種がはたしてあるのかは個人的に今のところ不明です。

わが家には「トゲが無い」とされるクライミングのユキコがありますが、やはり100%ではないです。

確かにユキコの枝はつるつるでほぼトゲがないですが、まれに太いシュートの下の方に硬い産毛のようなトゲが部分的に生えていることがあります。

ユキコのトゲ
ユキコのトゲ

右がその写真。2~3mmの細い針状のトゲが長いシュートの根本近く、この部分にだけ生えていました。

よ~く目を凝らさないと見つからないレベルです。

ただ極限られた範囲にこの程度のトゲなら手袋さえしていれば怪我する可能性はほとんどないでしょう。

やはりわずかでもバラにはトゲがつきものなのでしょうか...

トゲの無いとされるバラ

気を取り直して、いまのところトゲが無いと言われているバラを挙げてみます。ユキコ以外はわが家にないので、できれば他のバラも機会があったら実物を見て確認したいと思っています。

バラの名称をクリックすると、楽天での検索結果が表示されますのでバラ専門のショップの説明などを読んでみるのも参考になります。

これからも分かり次第、随時追加していく予定です。

南部ざくら

「サマースノー」の改良品種。ランブラー。伸長2.5m前後。一季咲き。花径約3.5cmの小輪でセミダブル咲き。

群舞(ぐんまい)

ランブラー。伸長3m前後。一季咲き。花径約3cmの小輪でポンポン咲き。樹勢が強く丈夫。

群星(ぐんせい)

ランブラー。伸長3m前後。一季咲き。花径約3cmの小輪でポンポン咲き。樹勢が強く丈夫。

ユキコ

ランブラー。伸長3m以上。一季咲き。花径約3.5cmの小輪でロゼット咲き。

 

トゲと付き合う

スヴニール・デュ・ドクトル・ジャメイン
スヴニール・デュ・ドクトル・ジャメイン

ちょっと悲観的な感じになってしまったかもしれませんが、ひと手間かけることでトゲのあるバラとうまく付き合うこともできます。

つまりトゲを取ってしまうってことです。ひゃ~、ちょっとめんどぉーって感じですよね(汗)。

もちろん、どのバラでもいいわけではなく(というか根性があればどんなバラでもできるんですが...)、トゲを取りやすいタイプがあります。

それは上記のトゲが少ないと言われる品種。このようなバラなら全般的にそれほど面倒ではないと思います。

太い枝についている三角の大きなトゲはトゲの先端をハサミでカット。それより小さいトゲなら手袋をした指で横に倒すと簡単にポロッと取れます。

あまりに細い枝の場合は横倒しで取れにくいので、やっぱりハサミでカットがよいです。

お子さんのいるご家庭なら、子供の手の届く範囲だけ取り除くなどすれば、バラを楽しむことができるのはないでしょうか?

実際、わが家ではアイスバーグやスヴニール、そのほかトゲが大きいバラも、通り道に面した枝のトゲは剪定・誘引時にできるだけ取るようにしています。

ただ、2月頃になると動き出した芽に触れて傷めたり落としたりする危険があるので避けたほうが良いです。

それから、春から初夏にかけて出た新しいシュートは柔らかく繊細なので、病気の感染などしないように、トゲとはいえ、あまり傷をつけないほうがよいいかもしれません。

 

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楽天市場からバラ専門店「バラの家」さんと「京阪園芸」さんからトゲの少ないバラの苗をピックアップしてみました。種類が豊富で説明もしっかり載っていますので、ご参考にどうぞ!画像をクリックするとショップの商品ページが表示されます。

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