花と雑貨の情報館

分類：アカネ科クルマバソウ属 一年草
学名：Asperula orientalis
原産地：コーカサス
別名：タマクルマバソウ
日照：日向
耐寒性：強
耐暑性：弱
花径：3cm前後
草丈：30cm前後
開花時期：4月～6月
用途：庭植え、鉢植え、寄せ植え、ハンギング
苗の出回る時期：春

アスペルラ・オリエンタリスは葉が車輪のように放射状につくことから車葉草と呼ばれます。

それ以外にもタマクルマバソウとも呼ばれますが、舌を噛みそうなので私はアスペルラと言っています。

草丈、株張りともに約30cm前後、ふんわりとドーム状になり、薄紫色の小花が花序という一つのまとまりになって株を覆うように沢山咲きます。

なんとなく野性味があり、ナチュラルガーデンによく合うと思います。

園芸店では最近あまり見かけなくなりましたが、春のブルーのお花としてはおすすめです。

また、秋蒔きの一年草として、タネからも育てやすいお花です。

アスペルラは日当たりがよく、風通しの良い場所が好きです。

一年草なので春から初夏に楽しんだ後は終わってしまいます。

鉢植えの場合は植え付け時に元肥として緩効性肥料を施し、その後は開花している間は月に2～3回、適量の液肥を与えましょう。

地植えの場合は特に必要はありません。

花がら摘みをこまめにすると、花を長く楽しめます。

アスペルラ・オリエンタリスは今のところこのブルー（薄紫）の品種しかないようです。

種子も発売されているので、沢山植えたい場合はタネから挑戦してみるのもよいと思います。