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サンパチェンスの冬越しと挿し木【14/12】

サンパチェンスの挿し木

今年は12月の中旬になってやっと霜が降りたため、マリーゴールドなどもいつまでも咲いていました。

一応、多年草で冬越しできるものは掘り上げてポットに移植したり、挿し木で小苗を作るものは挿し木をし、冬支度もほぼ完了です。

サンパチェンスは水挿しができるので、11月下旬から霜が降りるまでの間に刈り取って、室内で水に挿しておきました。

時期にもよるのかもしれませんが、寒くなると発根に2~3週間かかります。

挿している間は水が腐らないようにできるだけこまめに水を入れ替えます。

本当は毎日がベストなのでしょうが、私の場合ついつい忘れて数日ごとになってしまいますが、なんとかちゃんと発根してくれますね。

上の写真のように白い根が出てきたら、一本ずつポリポットなどに植え替えます。(下の写真)

出たばかりの根はとれやすいので、注意してそっと植え替えましょう。

用土は市販の培養土でもよいですが、室内で管理するため小バエなど虫がわかないように、室内専用の用土がおすすめです。

自分で作る場合、園芸本によれば、赤玉土7+酸度調整済みピートモス3の配合がよいようです。

ちなみに私はピートモスの代わりにココピートを使い、赤玉土と土を軽くするためにパーライトを少しを混ぜて使っています。

冬の間はほとんど成長しないので肥料はときどき液肥を与える程度にしています。

 

サンパチェンスの挿し木

サンパチェンスは苗が高いので、挿し木で増やせるのはほんとうに助かるんですよね。

私が気に入っているのは斑入り葉に白い花の品種です。

サンパチェンスはインパチェンス属を改良して作られたそうですが、本当にすぐれもの!

見た目はニューギニアインパチェンスに似ていますが、大きな違いは夏の日差しに強いこと。

夏場に日向で咲かせることができるのは嬉しいです。

なにしろわが家の夏は酷暑なので、夏になると半日陰や明るい日陰に移したりする作業はけっこうしんどいのです。

西日が長時間当たる場所を避ける程度で、初夏から晩秋までずっと咲き続けてくれるサンパチェンスはとっても頼もしい夏花です。

<2022年9月 追記>

相変わらず毎年サンパチェンスを植え、できるだけ挿し木で冬越しをしていますが、2年目以降はなかなかうまくいかないですね。

結局毎年一株は新しい苗を購入するのですが、温暖化の影響か近年は夏の暑さが尋常じゃなく、さすがのサンパチェンスも直射日光の下では夏を越せなくなってきています。

シェードの下においても蒸れて根が腐るなど、夏に花を楽しむのが大変になってきています。

 

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