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ストックの黄変【17/02】

ストック

【17/02/02】

これ、昨年の9月にタネまきした矮性ストックの苗なんですが、ちょっと様子が変。

全体的に葉が黄変(黄色く変色)してるでしょー?

12月の下旬に9cmポリポットから一回り大きいこの10.5cmに鉢増ししたんですが、以前はもっと黄色が強かったんですよね。

何度もストックのタネまきしてるけどこんなのは初めて。

モザイク病かもしれないと思ったのですが、葉に萎縮もなさそうなので、とりあえず鉢増しして様子を見ることに。

9㎝のポリポットで過ごした時間が長かったので、根詰まり起こしたか、あるいは肥料不足だったか...

ただ、肥料は少ないとはいえ例年通りだし、ポットもカチカチに根が回っていたわけではないし...

もうひとつ思い当たるのが、この時期の日光不足。

ここ1か月ぐらい苗を置く場所がなくて、11時ごろまでしか日があたらない寒い場所に置いていました。

う~ん、なんでしょうね。複合的な要因かも。

ちなみにこれらの黄色くなった苗は全体の半分程で、残りはちゃんと青々とした葉でした。それも不思議ですが。

鉢増し後は日当たりのよい暖かなテラスへ移動。枯れるようなこともなく、現在は中心の新しい葉は少しずつ緑が濃くなってきたような気がするし、蕾もついてきたんです。

さて、ちゃんと開花するのでしょうか?見守りたいと思います。

【17/02/13】

ストック

面白いことが分かりました。というか、今頃気づきました。

結論から言うと、このストックの葉の黄変はあるサインだったようです。つまり、一重と八重。

ストックのタネまきやってる人なら誰でも知っていることですが、ストックはほぼ半々の確率で一重と八重が出現します。

ストックのタネまきを始めた頃、約10年前、本に出ている見分け方を参考に発芽したばかりの芽とにらめっこしたものですが、ほどなくやめました。

全然わからない(-_-;)

確か当時は花の見分け方は子葉の大きさと成長の早さぐらいが手掛かりだったように思いますが、微妙な子葉の大きさの違いなんて、ヒヨコの雌雄を見分けるようなものだろうとあきらめました。

ところが今回おやっと思ったのは、黄変した株が全体のほぼ半分だったことと、出てきた蕾を確認したら黄変した株は全部八重だったこと(上写真)。

ストック

もしやと思い、パッケージの説明を読むと、なんと八重は子葉が淡緑色とあります。え?いつからそんな情報が...

発芽したころからの写真を再度確認したところ、やっぱり子葉の時点では相変わらず違いは不明だったのですが、本葉が数枚出た頃の写真をよく見ると微妙に濃淡があることがわかりました(写真)。

一番下のは濃い緑、その上の3つは確かにちょっと黄色みがかってる!

そしてその違いは徐々に鮮明になり、八重の株は写真のように淡緑色というより黄緑。

つまりこれってどういうことだろう?今まで育てたストックは成長過程でも花が咲き始めても大きな違いはなかった気がするんだけど。

前回の記事で書いたように育苗の過程で肥料不足や日光不足などがあったため、八重の方により負荷がかかったのでしょうか?

【17/02/14】

ストック

昨日のつづき...

八重と一重の成長の違いは、八重の方が発芽が早く生育も旺盛だということらしい。

昨日も書きましたが、発芽の時点では葉の大きさはもちろん、早い遅いも全然わかりません(T_T)

それから成長も八重の方が旺盛、つまり早いということなのでしょうが、わが家ではなぜかいつもほとんど同じ...

開花の時期も特に違いは感じられません。

ところが今年は一重が先に咲きだしました。写真がそれ。八重は昨日の写真のようにまだ蕾が固く、しばらくは咲きそうにありません。

やっぱりこの八重の極端な黄変ぶりは、小さい時期の肥料不足が原因だったのかもしれません。

毎年、八重と一重の開花がほぼ同時なのは、そもそもいつも八重に対して肥料が足りていなかったのかも。それにプラス、何か特殊な要因で極端な現象が現れたとか...

一般的に八重咲きの花は肥料食いです。ペチュニアの八重なんて肥料を切らすとポツポツしか咲かないし。

来年は株が小さいうちに、しっかり肥料をやってみようと思う。

ちなみに今回の品種はタキイ種苗のストック「シンデレラミックス」。草丈30~40cmの中矮性種で寒さに強い品種らしいです。

切り花にはしないので、ストックはいつも矮性種を選択。風に強いし、寄せ植えに使いやすいから。

さて、そろそろプランターに植えようかな。

 

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